九州・沖縄地方のさくら名所100選の例年の見頃は？アクセス・イベント情報つき

各スポットのお花見情報

日本には四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

けれども、見頃の時期に合わせるのはなかなか難しいですよね。

そこで、数多の桜の名所のうち、「日本さくら名所100選」に選定された九州・沖縄地方の桜スポットの例年の見頃、アクセス、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような時間を楽しんでみませんか。

◆桜の種類などについてはこちら

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

福岡県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【西公園（福岡県）】

福岡市のほぼ中央に位置する公園で、「日本さくら名所100選」に選ばれている場所。
春には約1300本の桜が咲き誇り、多くの花見客でにぎわう。
また、園内の展望広場からは博多湾や能古島（のこのしま）、志賀島を望むことができる。
花見期間中は13時から翌日8時まで車両進入不可。
おすすめのビューポイントは光雲神社前の階段下の両側と、参道から左側園路を200mほど行ったところのさくら谷。
さくら祭りは2023年3月24日～4月10日まで開催。
ライトアップも行われる。（桜の開花状況により、早く終了する場合あり）

佐賀県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【小城（おぎ）公園】

日本さくら名所100選、日本の歴史公園100選に選定された小城（おぎ）公園。
園内には約3000本の桜が植樹されており、美しく咲き誇った桜が花見客を迎える。
おすすめのビューポイントは大池の水面に映る桜。
夜はぼんぼりの灯りに桜の花が映し出されて、幻想的な空間を醸し出す。
近隣には鯉料理、名菓の小城羊羹を扱う店舗もあり、桜の花見と一緒にグルメも楽しめる。

長崎県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【大村公園（二重馬場）】

寒桜やソメイヨシノ、八重桜を二重にした姿で咲く国指定天然記念物の大村桜など、21種類・約2000本の桜が4月中旬頃まで次々と見頃を迎え、毎年たくさんの花見客でにぎわう。
咲き乱れる数多くの桜はまさに圧巻。
二重馬場（人道と馬・荷車の2本の道）の両脇に咲き乱れる大村桜、ソメイヨシノは豪華絢爛。
夜間ライトアップもあり、幻想的な夜桜も楽しめる。
板敷櫓をバックに桜を写真に収めるというのもおすすめ。
2023年3月26日開催の桜まつりでは、ステージイベントやスイーツ販売等も行われる。

熊本県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【熊本城】

熊本地震から復興が進む熊本城では、毎年3月下旬から4月上旬にかけて桜の馬場城彩苑や二の丸広場周辺で桜を観ることができる。
2023年3月4日から3月26日まで「春のくまもとお城まつり」が開催され、期間中には武将隊のパフォーマンスや居合い斬り演武、太鼓の演奏などさまざまなイベントが行われる。
二の丸広場、行幸坂、天守閣前広場、坪井川沿い（長堀沿い）が、特に桜の見どころ。
【特別公開の詳細は公式サイトで確認】

【湯の児チェリーライン】

湯の児チェリーラインは、日本さくら名所100選に指定されている水俣市チェリーラインの一角にある湯の児湾岸道路の桜並木。
湯の児温泉近くの不知火海の海岸線約5kmに桜のトンネルができ、淡いピンクと紺碧の海の色とが織りなすコントラストは見応え充分。
道中にある和田岬公園と大崎鼻公園は、休憩がてらに花見を楽しめるので立ち寄りにおすすめのスポット。

【市房ダム湖周辺】

市房山を背景に、球磨川を整備して造られたダム。
市房ダム湖の周囲約13kmにわたって桜が咲き誇り、一万本桜と呼ばれ、熊本県下有数の桜の名所として知られる。
見頃の時期にはライトアップも行われる。
周回道路は桜並木道が続き、ピンクの帯となり桜のトンネルが楽しめるほか、桜越しにダム湖中央の大噴水も見られる。
ダム湖に映る桜とダム湖中央の大噴水とのコントラストが美しい。
【2023年の桜祭りは開催されません。詳細は公式サイト等で確認】

大分県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【岡城跡】

難攻不落の城として有名だった岡城。
ソメイヨシノを中心に山桜、牡丹桜など約450本が植えられた城跡は、さくら名所100選に数えられ、まるで絵のような美しさを見せてくれる。
おすすめのビューポイントは本丸跡・二の丸跡。
2023年4月2日に、岡城桜まつりを開催。
※詳細は、竹田市観光ツーリズム協会公式サイトで確認

宮崎県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【母智丘（もちお）公園】

長い歴史を持つ南九州随一の桜の名所・母智丘（もちお）公園は日本さくら名所100選にも選ばれており、園内にはソメイヨシノ、山桜、八重桜など約2600本の桜が植えられている。
例年、3月下旬～4月上旬には多くの観桜客でにぎわい、桜のほかツツジも楽しめる。
2023年3月下旬～4月上旬（開花期間に合わせて）には「第73回都城もちお桜まつり」が開催。
出店・ライトアップ（日没～21時）など実施される。
また、メインイベントは3月25日・26日の2日間で、ステージイベントなどが行われる。
約2kmにわたる桜並木が見どころ。
陰陽石を有する丘の上にあり、五穀成就や縁結びなどが御神徳である母智丘（もちお）神社から見下ろす桜並木は、桜のじゅうたんのようで圧巻。
※交通規制あり

鹿児島県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【忠元公園】

日本さくら名所100選に選ばれている桜の名所。
3月下旬から4月上旬には約1000本の桜が満開となり、2kmにわたる桜並木が花見客を出迎える。
2023年3月25日～4月9日には、「忠元公園桜まつりウィーク2023」が開催（予定）。
期間中は夜桜提灯がライトアップしてくれる。
また、3月25日・26日は公園内でマルシェ等を開催。
詳細は伊佐市公式サイトより確認できる。
市街地から公園にかけて桜並木が続き、桜の花びらが春風に揺られ幻想的な風景が楽しめる。

沖縄県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【名護城（なんぐすく）公園】

日本の桜の百選に選ばれている名護城跡一帯に整備された敷地内で、鮮やかなピンク色の琉球寒緋桜が並び植えられた約2kmの遊歩道が来場者を魅了。
丘の上の展望台では、エメラルドグリーンに輝く東シナ海と鮮やかなピンク色の花びらとのコントラストが楽しめるほか、日没後に広がる夜景は一見の価値がある。
名護城（なんぐすく）公園は、名護市名護岳一帯を園地とし、頂上付近の展望台からは名護の市街地や美しい東シナ海等の景色を眺めることができるエリア。
公園内の名護城跡を中心に例年1月には県内でも有数の桜祭りが行われ、北部地域の名所として知られている。
【2023年の桜祭りは開催されません。詳細は公式サイト等で確認】

★まとめ★

九州・沖縄の日本さくら名所100選スポットでは、ソメイヨシノを中心にさまざまな桜が見られます。
ただし、寒暖差の少ない沖縄ではソメイヨシノの生育に適していないため、ソメイヨシノのかわりに寒緋桜（琉球寒緋桜）が見られます。

九州地方の桜の例年の見頃はだいたい3月下旬～4月上旬、沖縄県は1月下旬～2月上旬になります。

★参考文献★

全国の「さくら名所100選」に選ばれた桜名所・お花見｜ウォーカープラス