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カップルやファミリーに人気の観光地・東海地方

日本には国立公園や国定公園の他にも、
魅力的な観光地がたくさんあります。

そこで、読売新聞主催で1987年3月に選定された『新日本観光地100選』から、
カップルやファミリー等に人気の東海地方の観光スポットを紹介します。

お出かけプランや旅行プランの参考にしてください♪

東海地方の人気観光地

【日本平】(静岡県静岡市駿河区/清水区)

有度山(うどやま)の山頂とその一帯を指し、駿河湾越しに富士山や伊豆半島が見え、
北には南アルプス、眼下には清水区の街並みと清水港が見える。
夜景スポットになっており、日本夜景遺産に認定された。

名前の由来はヤマトタケルノミコト(日本武尊)が野火攻めに遭い、
難を逃れた後に有度山の山頂から四方を見渡したという伝説から。

⇒久能山(静岡県静岡市駿河区)

概要:
徳川家康の死後、遺骸が葬られ、2代将軍の秀忠によって『東照社(現:久能山東照宮)』が建てられた。
日本平駅から久能山駅までは『日本平ロープウェイ』で行くことができる。
バスの場合は、久能山下バス停から1159段の石段を登らなければいけない。

⇒登呂遺跡(静岡県静岡市駿河区)

概要:
弥生時代の集落・水田遺跡で、国の特別史跡。
戦時中に発見され、戦後まもなく発掘調査が行われた。
現在は『登呂公園』として整備されており、復元された住居のほかに静岡市立登呂博物館で遺跡についての資料や出土品が見られる。

⇒吐月峰(静岡県静岡市駿河区)

概要:
天柱山柴屋寺(てんちゅうざんさいおくじ)の雅号。
もとは駿河国出身の連歌師、宗長が結んだ草庵だった。
本尊は十一面観音、庭園は国指定の名勝・史跡となっている。

【三保の松原】(静岡県静岡市清水区)

日本新三景(大沼、三保の松原、耶馬渓)および日本三大松原(三保の松原、虹の松原、気比の松原)の1つの数えられるほど美しい景勝地。
国の名勝に指定され、ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産にも登録されている。
日本最古の和歌集『万葉集』にも詠われて以来、多くの和歌などの題材にもなっている。
羽衣伝説の舞台でもあり、御穂神社のご神体は『羽衣の松』である。

⇒清水港

概要:
国際拠点港湾、中核国際港湾の1つ。
『富士山』を仰ぎ、『三保の松原』に囲まれた美しい景観から、長崎港・神戸港とともに日本三大美港に数えられている。
外国船員の人気も高く、クルーズ客船の寄港も多い。
近年は観光港としても力を入れており、公園やヨットハーバー、大型観光商業施設などの整備が進められている。

【飛騨高山】(岐阜県高山市)

日本全国で最も広い市町村面積を持ち、国際会議観光都市に指定されている。
市域の92%が山林で占められており、居住可能な区域は限られる。
日本海側の気候に属するため、冬は雪が多い。
中心市街地は江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されていて、「飛騨の小京都」の異名をとる。

⇒丹生川

概要:
高山市を流れる小八賀川の別称。流域にはかつて丹生川村があった。
農道離着陸場の『飛騨エアパーク』や仏師で歌人の円空が彫った仏像が保存されている『千光寺』がある。
旧丹生川村には宿儺(すくな)という神様がいて、いまだに寺の屋根やそこから飛んだとみられる石に足跡が残されているという。

⇒飛騨古川(岐阜県飛騨市)

概要:
飛騨市の古川地区には飛騨地方を代表する清酒の蔵元があり、『白壁土蔵』が瀬戸川用水に沿って建ち並んでいる。
また、古川地区は『和ろうそく』の生産も盛んで、朝ドラ「さくら」の舞台となり、ドラマのモデルになった和ろうそく店がある。
さらに、市の中心駅の飛騨古川駅はアニメ映画「君の名は。」に描かれており、いわゆる「聖地」となっている。
起し太鼓が特徴的な『古川祭』は、国の重要無形民俗文化財ならびにユネスコの無形文化遺産である。

【富士山】
(静岡県富士宮市/裾野市/富士市/御殿場市/駿東郡小山町・山梨県富士吉田市/南都留郡鳴沢村)

日本最高峰(剣ヶ峰)で、その姿は世界的に日本の象徴となっている。
古来より霊峰とされ、村山修験や富士講など富士信仰(浅間信仰)が盛んだった。
現在も富士山の周辺には観光名所が多く、夏季は富士登山も盛ん。
日本三霊山、日本百名山、日本の地質百選に選定、富士箱根伊豆国立公園に指定されている。
また、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録されている。

⇒富士スバルライン(山梨県南都留郡富士河口湖町/富士吉田市)

概要:
中央自動車道河口湖IC・東富士五湖道路富士吉田ICから富士山の五合目(吉田口五合目)までの有料道路。
山岳ドライブウェイで、富士五湖地域の主要観光道路。
夏季の富士登山シーズンは富士山スカイラインとともに登山区間のマイカー規制がされる。
なお、冬季の閉鎖はない。

⇒三ツ峠(山梨県都留市/南都留郡西桂町/南都留郡富士河口湖町)

概要:
開運山・御巣鷹山・木無山の山頂の総称。別称、三ッ峠山。
「峠」と名がついているが、峠ではない。
奈良時代から修験道の霊山として知られていた。
山頂は眺望に恵まれており、富士山、御坂山地、南アルプスが一望できる。条件が良ければ飛騨山脈の槍穂高連峰を望める。

⇒御殿場(静岡県御殿場市)

概要:
富士山周辺や箱根観光への交通拠点の高原都市。
陸上自衛隊の駐屯地が3ヶ所、富士山の麓には本州最大の演習場、『東富士演習場』がある。
ゴルフ場が点在しており、毎年三井住友VISA太平洋マスターズの大会が開催される。
富士山御殿場口があり、この登山口を利用して『富士山登山駅伝』が行われる。
また、日本最大級のアウトレットモールの『御殿場プレミアムアウトレット』がある。

⇒十里木高原(静岡県裾野市)

概要:
富士山と愛鷹山に囲まれた高原。
近年は別荘地として開発されており、ゴルフ場やキャンプ場、遊園地、動物園など富士山麓屈指のリゾート地となっている。
十里木テレビ中継局ができたため、別荘地の地上波デジタル放送の受信が容易になった。
至近に『富士サファリパーク』『富士山こどもの国』『遊園地ぐりんぱ(旧日本ランド)』『スノータウンYeti』などがある。

⇒朝霧高原(静岡県富士宮市)

概要:
富士箱根伊豆国立公園に指定されており、富士山観光で有名な高原。
広大な草原が広がっているので、パラグライダーなどが行われている。
冷涼な気候と黒っぽい独特の土から酪農が盛んで、ホルスタイン牛など乳牛の牧場が数多く点在している。

⇒大石寺(静岡県富士宮市)

概要:
日蓮正宗の総本山。
境内は南北約1550m、東西約1150mもあり、東京ドーム約15個分の広さである。
明治の作家・大町桂月は、「大石寺を見ずして寺を語ることなかれ」と評している。法要時以外
日蓮正宗の信徒でない一般の人は奉安堂内部に立ち入ることはできないが、その他の堂宇は法要時以外は見学可能。

⇒御坂峠(山梨県南都留郡富士河口湖町/笛吹市)

概要:
鎌倉往還御坂路のルート上にある峠。
旧道にある『御坂隧道』の富士河口湖側出口には、太宰治が滞在していた峠の茶屋『天下茶屋』がある。
御坂峠は文学や美術とも関係が深く、葛飾北斎が『富嶽三十六景』で御坂峠から見た裏富士を描き、
歌川広重においては『富士三十六景』で御坂峠から見える河口湖と富士山を描いている。
また、天下茶屋付近には太宰治の『富士には月見草がよくにあふ』の一節を記した文学碑がある。

⇒白糸の滝(静岡県富士宮市)

概要:
隣接する音止めの滝とともに著名な観光地の1つ。
日本の滝百選に選定されており、日本三大名瀑に選ばれることもある。
世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」を構成する資産の1つ。(登録名は白糸ノ滝)
源頼朝が富士の巻狩りの際に和歌を詠んだという伝承が残る。

【伊東温泉】(静岡県伊東市)

日本では別府温泉・由布院温泉に次ぐ本州一の湧出量を誇り、源泉数も日本第3位の温泉。
この豊富な源泉を利用して、『源泉かけ流し』を行っている大型ホテル・旅館が多い。
泉質は単純温泉、塩化物泉など。
伊東の中心部に七福神にまつわる寺社があるため、ほとんどの共同浴場に七福神の像がある。
また、近江敏郎の「湯の町エレジー」の舞台でもある。

⇒大室山

概要:
700年以上の歴史を持つ『山焼き』が毎年行われる火山。
『大室山登山リフト』で山頂に行くと、お鉢周りをすることができる。
大室山周辺には『さくらの里公園』『伊豆シャボテン公園』などの観光施設がある。
通常、「浅間神社」は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祭神とするが、
『大室山浅間神社』は姉の磐長姫命(いわながひめのみこと)のみを祭神とする非常に珍しい神社である。

⇒伊豆高原

概要:
大室山周辺の伊豆急コミュニティーが別荘地として開発した地域を指す。
首都圏からのアクセスが比較的容易で自然も多く、観光地域の名称として『伊豆高原』の名が使われることもある。
主な観光地として『大室山』『城ヶ崎海岸』『桜並木』がある。

⇒川奈

概要:
伊東市のベッドタウンであり、4月下旬の『フジサンケイレディスクラシック』は川奈ホテルゴルフコースで開催される。
開催日は普段は普通列車しか停車しない川奈駅も一部の特急列車が停車する。
また、駅周辺の『小室山公園』では春はツツジ、冬はツバキが楽しめる。

⇒城ヶ崎海岸

概要:
海岸の大部分の荒々しい断崖は、大室山の溶岩流が海岸線を埋め立てたことから。
小さな岬と入江が連続する特異な風景は、観光スポットとして人気がある。
『門脇埼灯台』『門脇吊橋』付近は最もにぎやかで、至近に有料駐車場が整備されている。
また、海岸には遊歩道『城ヶ崎ピクニカルコース』『城ヶ崎自然研究路』が整備されている。

【白川郷】(岐阜県大野郡白川村/高山市)

岐阜県内を流れる庄川流域の地域を指すが、今日では主に白川村のみを指すことが多い。
『合掌造り』の家が点在する独特の景観で知られており、
ユネスコの世界文化遺産に『白川郷・五箇山の合掌造り集落』として登録された。
白川郷の合掌造り集落は現在も生活の場として使われている。
1月・2月の週末は夜間ライトアップが行われるが、現在は完全予約制。

⇒御母衣ダム(岐阜県大野郡白川村)

概要:
庄川最上流に建設された、発電専用のロックフィルダム。
J-POWERを代表する水力発電所の1つがある。
ダム湖(御母衣湖)の水没予定地にあった2本のエドヒガン桜の老木は、ダム湖岸に移植され、
『荘川桜』として現在も人々の目を楽しませている。
開花時期は4月下旬~5月中旬ごろ。

【奥飛騨温泉郷】(岐阜県高山市)

岐阜県高山市にある、5つの温泉(平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉)の総称。
国民保養温泉地に指定されている。(平湯温泉は奥飛騨温泉郷とは別に単独で指定)
豊富な湧出量と無料または寸志で入れる共同浴場・露天風呂が多い。
紅葉の名所でもあり、飛騨・美濃紅葉三十三選に選ばれている。
紅葉の見ごろは10月上旬~中旬。

⇒平湯温泉

概要:
奥飛騨温泉郷を構成する温泉の1つ。
かつては秘湯だったが、現在は観光交通の要衝にある温泉地となっている。
泉質は炭酸水素塩泉、塩化物泉、単純温泉、硫黄泉。
日帰り入浴施設の敷地内に『森の灯台』という灯台を模した建築物があり、その下に足湯が存在する。

⇒新穂高温泉

概要:
広範囲に広がる温泉で、3つの地区(新穂高地区、蒲田地区、中尾地区)に分かれている。
源泉もそれぞれで異なる。
新穂高地区の泉質は、単純温泉、炭酸水素塩泉・塩化物泉。
『新穂高ロープウェイ』の駅の他、寸志で入れる露天風呂、バス停の近くに飲泉場がある。
蒲田地区の泉質は、単純温泉、炭酸水素塩泉。
中尾地区の泉質は、単純温泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉。
中尾地区には足湯が存在し、高台にあるため穂高連峰をはじめ槍ヶ岳、笠ヶ岳、錫杖岳などが一望できる。

【犬山・明治村・日本ライン】(愛知県犬山市)

犬山市はかつて江戸時代に『犬山城』の城下町として栄え、「尾張の小京都」と呼ばれている。
市内には『博物館明治村』(通称:明治村)があり、移築された明治時代の建築物や収集された明治時代の歴史的資料が公開されている。
また、木曽川沿岸の峡谷がヨーロッパ中部のライン川に似ていることから『日本ライン』と呼ばれている。

⇒犬山城

概要:
「現存天守12城」の1つで、天守が国宝指定された5城(他は姫路城、松本城、彦根城、松江城)の1つ。
日本で最後まで(2004年まで)個人が所有していた城でもある。別名、白帝城。
ちなみに、中国の白帝城は三国時代、蜀の劉備が夷陵の戦いで呉に敗れて逃れ、没した城。長江三峡の丘(というか、島)上にある。

⇒日本ライン(岐阜県美濃加茂市・愛知県犬山市)

概要:
木曽川沿岸の峡谷の別名。
木曽川の急流と奇岩群を眺めながら約13kmを下る『日本ライン下り』が運行されていたが、
景気の悪化や2011年の天竜川川下り船転覆死亡事故の影響もあり、2013年から運行が休止されている。(再開は未定)

⇒リトルワールド(愛知県犬山市・岐阜県可児市)

概要:
世界の家と暮らしをテーマにした、野外民族学博物館。
屋外展示が主体だが、大規模な屋内展示もある。
定期的に世界の料理や民族衣装の試着などのイベントが開催されている。

【寸又峡】(静岡県榛原郡川根本町)

複雑に入り組んだ流れが特徴の峡谷。
上流付近は手付かずの自然が残り、大井川源流部原生自然環境保全地域に指定されている。
林業が盛んだった名残の散策路などが残っており、観光遊歩道として再生された。
新緑や紅葉の季節だけでなく、夏場の観光客も多い。
大間ダム湖に架かっている『夢の吊り橋』は観光名所として有名。
吊り橋は1度に10人まで渡れるが、混雑時は一方通行になることがある。

⇒井川湖(静岡県静岡市葵区)

概要:
井川ダムによって形成された人造湖で、大井川水系最大の総貯水容量を誇る。
遊覧船が運行されているほか、渡し船も運航されている。
井川ダム右岸の『井川展示館』の2階からは井川ダムが一望できる。
また、毎年11月に『井川ダム祭り』が開催される。

⇒接阻峡(静岡県榛原郡川根本町)

概要:
V字谷が約12㎞にわたって続く、渓谷と吊橋などの景観に恵まれた地。
『接阻峡温泉』には温泉宿と日帰り温泉施設がある。
泉質はナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉。

※出典:川根本町まちづくり観光協会

【御前崎】(静岡県御前崎市)

島嶼部を除く、静岡県最南端の岬。
この一帯は静岡県立御前崎遠州灘自然公園に指定されている。
また、毎年6月~8月にアカウミガメが産卵にやってくるため、(一定個体数以上の産卵地としては日本最北限)
「御前崎のウミガメおよびその産卵地」として国の天然記念物に指定されている。

⇒静波(静岡県牧之原市)

概要:
『静波海岸』は、遠浅で波が静かな海岸。
夏は家族やグループの海水浴客、また年間を通してサーファーでにぎわう。
サーフスポットとして有名で、全国大会も開催されている。
毎年7月の最終金曜日には『しずなみ海水花火大会』が行われる。

⇒相良(静岡県牧之原市)

概要:
『さがらサンビーチ』は静波海水浴場と同じく遠浅の海岸で、海水浴客やサーファーに人気がある。
4月下旬には砂浜を周回する全国でも珍しい『さがら草競馬大会』が開催される。
また、牧之原は温暖な気候と長い日照時間に恵まれているなど茶の栽培に適しており、
『茶』の生産量は日本でもトップクラスである。『深蒸し茶』発祥の地。

※出典:牧之原市観光案内

【熱海温泉】(静岡県熱海市)

日本三大温泉の1つと言われ、相模灘の海沿いには多くの旅館やホテルが建ち並ぶ。
温泉街は熱海駅近辺から海岸沿いまで広がっており、
『起雲閣』『錦ヶ浦』『熱海城』『初島』などを含めた観光地となっている。
泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。

⇒伊豆山

概要:
別名、走湯山(そうとうざん)。
修験道の始祖の役小角が修行したと伝わる『伊豆山神社』がある。
この神社は源頼朝と北条政子の恋愛話の舞台だったことから、現在も縁結びや恋愛成就の神社として人気。
また、神社周辺には『伊豆山温泉』があり、熱海ビーチラインと国道135号線沿いの海岸線に旅館やホテルが並ぶ。
名物は洞窟の中から源泉が湧出する「走り湯」。
泉質は塩化物泉。

⇒網代

概要:
『網代温泉』は熱海温泉の南に位置することから、「南熱海温泉」を名乗ることもある。
温泉街が『網代漁港』から山側にかけて広がっており、旅館やホテルの日帰り入浴を利用できる。
泉質は塩化物泉。
漁港が近いことから海産物が名物で、近隣では『干物』の生産が盛ん。

⇒十国峠(静岡県田方郡函南町)

概要:
名前の由来は峠から十国五島(*)が俯瞰できたことから。
(*)相模国、武蔵国、安房国、上総国、下総国、遠江国、駿河国、伊豆国、信濃国、甲斐国、大島、新島、 神津島、三宅島、利島。
山頂には源実朝の歌碑などがあり、山頂からは2つのハイキングコースが整備されている。
十国峠山頂に行くには、『十国峠ケーブルカー』を利用する。

※出典:箱根 十国峠ケーブルカー

⇒初島

概要:
静岡県熱海市に属し、静岡県の最東端の島。
古くは波島(はしま)、端島(はしま)、波津幾島(はつきしま)と呼ばれたこともある。
島内の戸数(41戸)は江戸時代から現在も続けられている。

【伊勢・二見】(三重県伊勢市)

伊勢市は『伊勢神宮』の鳥居前町として発達し、「神都」の異名を持つ。
江戸時代に伊勢神宮の管理を目的として大岡越前守忠相が奉行を務めたことがある『山田奉行所』が置かれた。
『二見浦』には全国的に有名な『夫婦岩』がある。

⇒伊勢神宮

概要:
神社本庁の本宗(ほんそう)。
主祭神の天照坐皇大御神(天照大御神)は内宮の『皇大神宮』に、豊受大御神は外宮の豊受大神宮に祀られている。
正宮・別宮・摂社・末社・所管社すべて合わせると125社あり、伊勢市、度会郡大紀町、玉城町、度会町、志摩市、松阪市、鳥羽市、多気郡多気町に分布する。
20年に一度、式年遷宮が行われる。(最近の式年遷宮は2013年)
皇室の氏神たる天照大御神を祀るため、歴史的に皇室・朝廷との結びつきが強い。

⇒金剛証寺

概要:
創建は6世紀半ばと伝えられている。
伊勢神宮の北東に位置することから、「伊勢神宮の鬼門を守る寺」として伊勢信仰と結びつき、伊勢・志摩最大の寺となった。
関ヶ原の戦いで敗走した九鬼嘉隆ゆかりの寺でもあり、境内には九鬼嘉隆の菩提を弔う五輪塔がある。

⇒二見浦

概要:
伊勢志摩国立公園に属する国の名勝であり、日本の渚百選の1つ。
お伊勢参りの禊の場でもあった。
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)境内の磯合にある『夫婦岩』はとくに有名。
また、夏の風物詩として夏至のサンライズであり、夫婦岩の間より昇る日の出が観測できる。
この方角を静岡県に当てはめると、田貫湖畔にあたり、「ダイヤモンド富士」として親しまれている。

★参考文献★

Wikipedia
環境省『新日本観光地百選(昭和62年)の選定内容』

-観光スポット
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