関東地方のハスの名所とイベント情報

日本には、四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

花が見頃を迎える時期は、地元の人々から観光客まで多くの人でにぎわいますね。

そこで関東地方のハスの名所とそのスポットの詳細、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような世界を楽しんでみませんか。

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

茨城県のハスの名所とイベント情報

【古河総合公園】

25万平方メートルの広大な敷地を持つ総合公園で、約2000本のハナモモが植えられ、毎年3月下旬～4月上旬にかけて「古賀桃まつり」が開催されるハナモモの名所として知られる。
2003年にユネスコとギリシャが主催する「文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」を日本で初めて受賞。
園内の北端にあるハス田は、1975年に千葉市から古河市に大賀ハスの根を2本贈られたのが始まり。
今では3000平方メートルのハス田に広がり、夏になると手のひらほどの大きさの美しい花を咲かせる。
大賀ハスは毎年7月上旬から中旬頃にかけてが見頃で、とくに朝方の鑑賞がおススメ。

千葉県のハスの名所とイベント情報

【古代蓮の里の大賀蓮】

千葉県鴨川市にある古代蓮の穴場スポット。
鴨川の大賀ハスは、市内在住の寺嶋順一さんと杉田勲さんが知人から譲り受けた種を自宅で苗に育てたのが始まりといわれている。
その後、2007年に水田に植え付けられた。
6月から7月にかけて、初夏の緑に囲まれた水田に鮮やかな桃色の花弁が浮かび上がる。

【水郷佐原あやめパーク】

千葉県香取市の「水郷佐原あやめパーク」は水郷筑波国定公園内に位置し、約8haのパークには島や橋・水面などが配置され、昔懐かしい水郷の情緒を味わえる名所となっている。
「水郷佐原あやめパーク」で栽培しているハスの品種は約300種。
日本一はもちろん、ハスの本家の中国でも300種という品種を保持している施設はない。
見頃の時期の7月からは「はす祭り」が開催され、象鼻杯の体験やハス茶のおもてなしなど催し物もたくさんある。

東京都のハスの名所とイベント情報

【水元公園】

南蔵院のすぐ裏手にある水元公園は、小合溜（こあいだめ）に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観を持った公園。
昭和50年まで、このあたりは都立江戸川水郷自然公園に指定されていた。
小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を創り出している。
園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、花菖蒲、睡蓮、コウホネといった水生植物を多く見ることができる。
水元公園は桜や花菖蒲の名所としても有名で、3月下旬から4月上旬にかけては美しい遊歩道の桜を、6月上旬から6月下旬には約100品種20万本の花菖蒲を楽しむことができる。
また、花菖蒲の季節には菖蒲まつりも開催される。
桜や花菖蒲の咲く季節はもちろん、水元公園では一年を通して美しい景観が楽しめる。
釣り場、ポプラ並木、「生きた化石」メタセコイアの森、中央広場、フィールドアスレチック、バードサンクチュアリーがあり、都の天然記念物「オニバス」や絶滅危惧種「アサザ」の自生地としても知られている。

【国営昭和記念公園】

東京ドーム約40個分の広さを誇る「国営昭和記念公園」。
園内にはドッグラン・フットサルコート・プール・バーベキュー施設などがあり、花の名所としてだけでなくレジャー全般におすすめの公園。
四季を通じて数々の植物の景観を楽しめ、睡蓮も6月頃に花木園（菖蒲田）や日本庭園で見ごろを迎える。

【薬師池公園】

園内の北端部にはハス田が設けられ、大賀ハスが咲き誇る。
池の水を覆い隠す緑色の大きな葉の群れからひょっこりと顔を出す鮮やかなピンク色の花は、阿弥陀如来や観音菩薩像の台座の形そのままである。
ハスの花は明け方からゆっくりと開花し、お昼を過ぎると閉じてしまうため、早朝からの見学者が絶えない。
さらに園内にはハス以外にも季節ごとに250本の梅、340本の桜と2200株の花菖蒲が咲き誇り、四季折々に花々が楽しめる公園として親しまれている。

【不忍池】

上野恩賜公園の南端にある不忍池は周囲約2km、池の面積は約11万平米と広大な敷地。
毎年7月中旬から8月中旬頃には、池の南部がハスで埋め尽くされ、圧巻の光景。

神奈川県のハスの名所とイベント情報

【中井蓮池の里】

「中井蓮池の里」では、7月上旬から8月中旬まで約1300平方メートルの池に1000株を超える白・赤・ピンクなどの色鮮やかな蓮の花が咲き誇る。
もともとは中井町で個人の方が蓮の美しさに魅せられて休耕田を借りて植栽したのが始まり。
徐々に面積と種類を増やし、2006年に「中井蓮池の里」となり、無料で一般公開されるようになった。
現在は有志によって整備・栽培を行っている。
池は遊歩道で仕切られており、近寄って花を手に取ることができたり、ボランティアガイドの楽しい話を聞くことができる。
ハスの花の鑑賞は早い時間がおススメ。

【光明寺】

光明寺の記主の庭に湧き出る記主水、この池には夏になると蓮が茂って無数の花をつける。
その中には大賀博士の発見した千年蓮、二千年蓮も混じっている。
7月には恒例の観蓮会が行われる。

★参考文献★

全国　花・自然のよりみち案内―ロコナビ
全国のイベント一覧・花・自然―ウォーカープラス