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カップルやファミリーに人気の観光地・中国地方

日本には国立公園や国定公園の他にも、
魅力的な観光地がたくさんあります。

そこで、読売新聞主催で1987年3月に選定された『新日本観光地100選』から、
カップルやファミリー等に人気の中国地方の観光スポットを紹介します。

お出かけプランや旅行プランの参考にしてください♪

中国地方の人気観光地

【鳥取砂丘】(鳥取県鳥取市)

鳥取市の日本海沿岸、南北2.4㎞・東西16㎞に広がる広大な砂礫地で海岸砂丘。
山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、観光できる砂丘としては日本最大。
伯耆大山とならんで鳥取県のシンボルとなっている。

⇒鳥取温泉

概要:
日本では珍しい、県庁所在地の市街地に湧く温泉。
鳥取いなば温泉郷を構成する温泉の1つ。
泉質は硫酸塩泉(ナトリウム - 硫酸塩・塩化物泉)、塩化物泉。

⇒吉岡温泉

概要:
1000年以上前に発見されたとされる温泉で、鳥取いなば温泉郷を構成する温泉の1つ。
蛇口をひねると源泉が出てくるところもある。
泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
現在は鹿野温泉とともに国民保養温泉地に指定されている。
初夏にはホタル狩りが楽しめる。
名物はぎょうせん飴(褐色の水飴)とナマズ料理。

⇒白兎海岸

概要:
「古事記」の日本神話に出てくる『因幡の白兎(白兎神)』を祀る『白兎神社』がある。
白兎神が大国主神と八上比売の婚姻をとりもったことから、縁結びに霊験があるとされ、「恋人の聖地」となった。
白兎海岸のすぐ沖には、白兎がいたとされる『隠岐の島』がある。

【岩国】(山口県岩国市)

山口県の最東部に位置し、広島県広島市や周南市とともに瀬戸内工業地域の一角を担っている。
また、広島湾に注ぐ錦川の三角州の上に『岩国飛行場』には在日米軍(海兵隊)と自衛隊の基地がある。
観光スポットとしては、『錦帯橋』『岩国城』があるが、国の天然記念物・白蛇(岩国のシロヘビ)の生息地としても知られている。

⇒錦帯橋

概要:
錦川に架かる五連の木造アーチ橋で、日本三名橋や日本三大奇橋の1つに数えられており、名勝に指定されている。
また、「凌雲橋(りょううんばし)」「五竜橋(ごりゅうばし)」「帯雲橋(たいうんばし)」「算盤橋(そろばんばし)」の別名がある。
桜の名所でもあり、日本さくら名所100選に選定されている。
主要な構造部には釘は一本も使われておらず、組木の技術をもって造られている。
創建期から現代までの修復記録がほぼ完全な形で残されているため、今も定期的な架け替え工事の際は昔からの技術が受け継がれている。

⇒岩国城

概要:
毛利家一門の吉川家が居城とした山城。別名、横山城。
天守は一度破却されたが現在は再建され、御土居跡は『吉香公園』として整備されている。
また、城と城下を隔てる錦川に『錦帯橋』が架けられた。
吉香公園は錦帯橋とともに日本さくら名所100選に選定されている。

【尾道】(広島県尾道市)

瀬戸内海に面し、古くから海運による物流の集散地として繁栄していた。
現在は『しまなみ海道(西瀬戸自動車道)』で四国の愛媛県今治市と結ばれ、中国横断自動車道(尾道松江線)の開通によって「瀬戸内の十字路」として物流面でさらなる利便性の向上が見込まれている。
対岸の向島との間の瀬戸内海は狭いので、『尾道水道』と呼ばれている。
「坂の街」「文学の街」「映画の街」として全国的に有名で、映画のロケ地やアニメの舞台などによく使われている。

⇒千光寺公園

概要:
明治時代に千光寺の住職が千光寺山に造った公園。
日本のさくら名所100選の1つで、4月のソメイヨシノの時期は花見客でにぎわう。
園内には遊歩道『文学のこみち』やかつて蚊取り線香に使われていた除虫菊が栽培されている『白いじゅうたんの丘』などがある。
公園へのアクセスは『千光寺山ロープウェイ』で3分ほど。

⇒尾道大橋

概要:
本州本土と向島とを結ぶ海上道路橋。
一般道のため歩行者や二輪車も通行できるが、斜張橋特有のケーブルなどで部分的に歩道が非常に狭くなっていて、自転車での通行は困難。
尾道大橋と並行するように『新尾道大橋』が架けられているが、こちらは西瀬戸自動車道(しまなみ海道)の有料自動車専用橋であるため、歩行者・二輪車は通行できない。

【倉敷】(岡山県倉敷市)

中国地方で3番目の人口を擁する中核市。
白壁の街並みが残る『倉敷美観地区』や、本州と四国を結ぶ『瀬戸大橋』などが有名。
重化学工業地帯の水島、学生服・ジーンズのメッカ・児島、貿易港と新幹線駅のある玉島など多様な地域で成り立っている。

⇒大原美術館

概要:
倉敷美観地区の一角をなし、西洋美術・近代美術を展示する美術館としては日本最初。
専門分野は西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術。
本館はイオニア式柱を有する古典様式で建てられており、ギリシャの神殿のような外観をしている。

⇒倉敷アイビースクエア

概要:
江戸幕府の代官所跡に建設された倉敷紡績創業の旧工場を改修したもの。
倉敷美観地区に含まれ、経産省より「近代化産業遺産」に認定されている。
広場を囲むようにホテル、レストラン、多目的ホールなどが配されている。
名前の由来である赤レンガを覆う蔦は、工場時代に内部の温度調節のために植えられたもの。

【津和野】(島根県鹿足郡津和野町)

「小京都」の代表格として知られる町。
在日米軍基地のある山口県岩国市に近く、また萩市や山口市に隣接しているため、観光客も多い。
毎年7月の祇園祭で奉納される『鷺舞』は津和野の代名詞であり、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

⇒津和野城跡

概要:
国の史跡に指定されている、津和野盆地に横たわる霊亀山に建てられた山城。
三本松城(もしくは一本松城)、石蕗城とも呼ばれていた。
明治時代に廃城になったが、馬場先櫓・物見櫓や石垣や堀が残されている。
また、城域を南北に貫く形で中国自然歩道が設定されていて、ここから徒歩で登城もできる。

⇒太鼓谷稲成神社

概要:
津和野城の鬼門にあたる方角に位置する神社。
通称「津和野のおいなりさん」。全国で唯一「稲荷」を「稲成」と表記する。
日本五大稲荷(他は京都の伏見稲荷、茨城の笠間稲荷、宮城の竹駒神社、佐賀の祐徳稲荷)の1つに数えられ、出雲大社に次ぐ島根県2位の参拝客数を誇る。

【宮島】(広島県廿日市市)

厳島の通称で、「安芸の宮島」とも呼ばれる景勝地。
古代より島そのものが自然崇拝の対象とされ、京都の天橋立・宮城の松島とともに日本三景の一つとされる。
島全体が神域であるため、血や死などの穢れの忌避が顕著で、現在も島内には墓地が一箇所・一基たりともない。
宮島にはほかにもコンビニ、信号機、ごみ箱がないので、観光の際は要注意。

⇒厳島神社

概要:
厳島(宮島)にある神社で、安芸国一宮。
「厳島神社」でユネスコの世界文化遺産に登録されている。
日本三景の1つ「安芸の宮島」の中心的景勝地で、海上に建つ『社殿』と『大鳥居』が有名。
祭神は「宗像三女神」の3柱。(市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命)

⇒弥山

概要:
日本三景の1つ「安芸の宮島」の中心にそびえ、古くから信仰の対象になっている山。
周辺海域(瀬戸内海)と宮島全体が瀬戸内海国立公園内にあり、ユネスコの世界遺産「厳島神社」の一部になっている。
弥山には国の天然記念物である『弥山原始林』があり、特異な植物・植生の分布が見られ、神の使いとしてあがめられる鹿に会うこともある。
また、空海が焚いたとされる護摩の炎が1200年以上経つ今も消えずにいる「消えずの霊火」をはじめとする『弥山七不思議』がある。
ちなみに、消えずの霊火は広島平和記念公園の平和の灯の元火の一つとなった。

⇒包ヶ浦

概要:
宮島包ヶ浦自然公園は海と山のレジャースポット。
夏は砂浜で海水浴場が開設され、さらに自然豊かなサイトでキャンプやバーベキューを楽しめる。
自転車をレンタルして島を回ると、名物の鹿に出会えるかもしれませんね。

※出典:Yahoo!ロコ「宮島包ヶ浦自然公園」

【広島】(広島県広島市)

広島県の県庁所在地で、政令指定都市。中国・四国地方で最大の人口を有する。
世界で初めて原子爆弾で爆撃された都市として世界的に知名度が高い。
それゆえに「国際平和文化都市」としての影響力があり、「平和市長会議」には150ヶ国以上から4600以上の自治体が加盟している。
第二次世界大戦前は陸海軍の拠点が集中する、いわゆる軍事都市だった。

⇒平和記念公園(広島県広島市中区)

概要:
世界に向けて人類の平和を願い訴えることと過去の過ちを繰り返さないことを目的に、爆心地に近い場所に建設された公園。
ここで毎年8月6日に『平和祈念式典』が開催され、原爆が投下された午前8時15分に黙祷が捧げられる。
公園内や周辺には『広島平和記念碑(原爆ドーム)』『広島平和記念資料館(原爆資料館)』『原爆死没者慰霊碑』『原爆の子の像』など、原爆関係の記念碑・記念建造物が多く存在する。

⇒比治山公園(広島県広島市南区)

概要:
比治山を中心とした公園。山全体が公園となっている。
1945年8月6日、原爆によって被爆、比治山の東西で被災状況が大きく異なっていた。
戦後、原爆傷害調査委員会(ABCC)が開所された。
広島市が政令指定都市になったことを記念して芸術公園として整備され、『広島市現代美術館』や『比治山公園青空図書館(現・広島市立まんが図書館)』が建設された。
比治山公園自体は自然豊かで、渡り鳥の休憩地として著名な他、桜の名所として花見スポットになっている。

⇒ガラスの里(広島県広島市安佐北区)

概要:
世界のビーズメーカーとして名高いTOHOビーズによるガラスのテーマパーク。
お城のような建物が印象的な、ガラスを見る/つくる/楽しむことができる施設だったが、2018年12月23日をもって閉館した。

※出典:いこーよ

★参考文献★

Wikipedia
環境省『新日本観光地百選(昭和62年)の選定内容』

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