東海地方のさくら名所100選の例年の見頃は？アクセス・イベント情報つき

各スポットのお花見情報

日本には四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

けれども、見頃の時期に合わせるのはなかなか難しいですよね。

そこで、数多の桜の名所のうち、「日本さくら名所100選」に選定された東海地方の桜スポットの例年の見頃、アクセス、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような時間を楽しんでみませんか。

◆桜の種類などについてはこちら

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

静岡県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【さくらの里】

40種、1500本の桜が4万平方メートルの広い園内に植栽され、さまざまな品種の桜が9月下旬から5月までそれぞれ開花する。
特に4月初旬ごろから咲くソメイヨシノが満開の頃はとても見事。
芝生の公園なので、お弁当持ち込みで1日ゆっくり楽しむことができる。
3月下旬～4月上旬の18時～21時には、ソメイヨシノが満開になる時期に合わせて夜桜観賞会（ライトアップ）を開催予定。

【冨士霊園】

「日本さくら名所100選」にも選ばれた敷地面積213万平方メートルの広大な公園墓地。
参道にはソメイヨシノ、山桜など約8000本の桜が植えられ、満開時には多くの人でにぎわう。
霊園参道は奥へ行くほど標高があるので、長い間すばらしい桜の花のトンネルを楽しむことができる。
例年は4月中旬頃に桜の見頃を迎える。
おすすめのビューポイントは園内第一ロータリーから中央道路沿いの約800m、見晴らしの丘から見る桜並木と富士山。

愛知県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【鶴舞（つるま）公園】

明治42年（1909年）に名古屋市が設置した最初の公園で、花の名所として親しまれる。
噴水塔の北側に広がる桜林は「日本さくら名所100選」に選ばれ、桜の開花時期にはライトアップで夜桜見物も楽しめる、園内で最も人気の高いエリア。
おすすめのビューポイントは公会堂周辺の桜林、竜ヶ池周辺。
ライトアップは2023年3月24日～4月9日の期間に実施される。
また、3月31日～4月2日には花とみどりのイベント「TSURUMA FLOWER DAYS」が、緑化センターにて開催。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては中止の場合あり。

【山崎川四季の道】

「日本さくら名所100選」にも選ばれた名古屋市の桜の名所。
山崎川沿いを散策しながら、静かに花見を楽しめる。
また、3月下旬から4月上旬にかけて見頃の時期には、満開の桜を楽しむことができる。
2023年3月28日～4月4日の期間にはライトアップを実施（※ただし、開花の状況によっては予定より早く終了するる場合あり）。
木造の「鼎小橋（かなえこばし）」付近は古木が多く、見どころ。
川沿いを静かに散策しながら桜を観賞するのがおすすめ。

【岡崎公園】

「日本さくら名所100選」に選定されている岡崎公園は、徳川家康公が生まれた城として有名な岡崎城を中心とする公園と周辺にかけて約800本の桜が咲き競い、ことに夜桜風景は東海随一といわれる。
園内は24時間開放しており、駅から10分とアクセスも良く、公園内などをのんびり散策することを楽しめる。
公園内にあるパワースポット・龍城（たつき）神社ももすすめ。
岡崎の桜祭り期間中18時～21時には、岡崎公園、伊賀川、乙川沿いの桜がライトアップされる。
【2023年の「岡崎の桜まつり」開催日時等の詳細は未定。詳細は公式サイト等で確認】

【岩倉五条川】

ソメイヨシノを中心に、五条川沿いに1300本を超える桜並木が続く。
見ごろを迎えた桜が川の両岸から覆いかぶさるように咲き誇る様子は圧巻。
川面に桜の花びらが広がる風景が美しく、桜の名所としても親しまれている。
おすすめのビューポイントは明治橋から大市場橋までの五条川河畔。
※道路が大変混雑し、駐車場がないため公共交通機関の利用推奨。
【2023年の桜まつりは中止となりました。詳細は公式サイト等で確認】

岐阜県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【新境川堤】

市内を流れる新境川の両岸にはおよそ1000本の桜が立ち並び、日本さくらの会選定「日本さくら名所100選」にも選ばれている。
地元出身の歌舞伎役者である市川百十郎がソメイヨシノの苗木を1000本寄贈したことから「百十郎桜」と呼ばれ、満開になると見事な桜並木となる。
おすすめのビューポイントは花見橋から眺める桜並木。
2023年3月25日～4月2日の9日間、市民公園、学びの森他で「第47回各務原市桜まつり」を開催。
市民公園内で多数のキッチンカーをはじめとする飲食ブースを設ける。
※周辺の交通規制は行わない。会場周辺は混雑が予想されるため、公共交通機関を利用。

【淡墨（うすずみ）公園】

継体天皇お手植え伝説のある桜は、蕾の時はピンク、満開時に白く、散り際には淡く墨色を帯びる。
高さ約17.3m、幹囲約9.4ｍの彼岸桜の一種で、国指定の天然記念物。
樹齢は1500余年と推定されている。
例年、桜の見頃は4月上旬から中旬。
2023年の桜のライトアップは3月20日～4月30日の18時40分～21時に開催される。

【霞間ヶ渓（かまがたに）】

春の訪れとともに、渓流沿いに山桜、ソメイヨシノ、しだれ桜など7～8種類・約1500本の桜が一斉に咲き誇る。
桜の花が咲き乱れる様子は、遠くから見るとまるで霞がかかったように見えることから、いつしか「霞間ヶ渓（かまがたに）」と呼ばれるようになった。
公園内の霞橋（めがね橋）のバックに多数の桜が見える。
多数の桜が織りなす景観が優れていることから、昭和3年に国の名勝と天然記念物に指定。
全国でもこの2つを同時に指定されている桜は5ヵ所のみ。
2023年3月中旬～4月上旬の期間は、霞間ヶ渓（かまがたに）およびさくら会館前しだれ桜のライトアップが実施される。
【2023年の桜祭りは開催されません。詳細は公式サイト等で確認】

三重県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【三多気（みたけ）】

国道368号線から真福院の山門に至る約1.5kmの参道は、馬子唄にも歌われた山桜の名所。
桜並木は国の名勝に指定され、「日本さくら名所100選」にも選定されている。
古桜の並木道が続く景色や、桜が棚田に映りこむ光景を見るため花見客が多く訪れる。
おすすめのビューポイントは夜桜広場付近。
【2023年の桜祭りおよびライトアップは開催されません。詳細は公式サイト等で確認】
※JR名松線伊勢奥津駅隣接の津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設－ひだまり(水曜日は八幡出張所)で、電動アシスト付き自転車を無料でレンタル可能。
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※津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設からレンタルサイクルで約30分

【宮川堤】

伊勢神宮外宮の北西を流れる宮川堤には約1kmにわたりたくさんの桜が植えられ、「一目千本」とも呼ばれる。
公園の中は芝生になっており、花見スポットとして県内外から大勢の花見客が訪れる。
県の名勝地、「日本さくら名所100選」に選定されている。
おすすめのビューポイントは度会（わたらい）橋付近。
4月上旬の見頃の時期の夜には、桜のライトアップも実施。
※ライトアップについては桜の開花状況によって前後する場合あり。

★まとめ★

東海地方で見られる桜には、主にソメイヨシノや山桜があります。
なお、岐阜県の淡墨公園では、「淡墨桜（うすずみざくら）」という彼岸桜の一種が見られます。

桜の例年の見頃はだいたい3月下旬～4月上旬ですが、標高の高い場所では4月上旬～4月中旬ごろになります。

★参考文献★

全国の「さくら名所100選」に選ばれた桜名所・お花見｜ウォーカープラス