中国・四国地方のコスモスの名所とイベント情報

日本には、四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

花が見頃を迎える時期は、地元の人々から観光客まで多くの人でにぎわいますね。

そこで中国・四国地方のコスモスの名所とそのスポットの詳細、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような世界を楽しんでみませんか。

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

岡山県のコスモスの名所とイベント情報

【北房（ほくぼう）コスモスまつり】

100万本以上の可憐なコスモスが咲き誇る西日本最大級のコスモス畑が北房コスモス広場。
そのコスモス広場と備中川に沿って全長6kmにおよぶコスモス街道がコスモスが咲く季節には北房のまちを彩る。
10月中旬のコスモスの満開時期には「北房コスモスまつり」が開催され、ステージでは地元芸能やミュージックショー、ダンス、各種キャラクターショーなどのアトラクションや、地元特産品の販売などのイベントが行われる。
また、北房コスモスまつりにあわせてコスモス街道を歩く「コスモスウォーキング」や「コスモスフォトコンテスト」も同時開催され、多くの人でにぎわいを見せる。
ちなみに、コスモスの開花状況などは真庭市ホームページのライブカメラやコスモスメールに登録することで状況を知ることができる。

【笠岡湾干拓地】

24年の歳月を経て完成した笠岡湾干拓地。
この干拓地の「笠岡ふれあい空港」の近くには、春は約5haにおよぶ黄色い菜の花の花畑が楽しめる。
3月中旬から4月上旬にかけて1000万本の菜の花が咲き、あたり一面はさながら黄色いじゅうたんのよう。
花畑に入っていけるよう設けられた通路や展望台も設置されている。
栽培されている菜の花からはハチミツと菜種油が作られる。
5月にはシャーレ―ポピー、カリフォルニアポピーなどの1000万本のポピー、8月上旬から中旬にかけて100万本のひまわりが咲き誇る。
また、10月には3000万本のコスモスが3haの農地に満開となり、四季を通じて花を楽しむことができる。
隣接する「道の駅　笠岡ベイファーム」では、新鮮な地元の野菜などの農産物直売所の他、地元の食材を使ったレストランなどがあり、花畑と合わせて訪れたいスポットとなっている。

広島県のコスモスの名所とイベント情報

【国営備北丘陵公園】

国営備北丘陵公園は、中国地方では初の国営公園。
園内には売店や食堂などがある「中の広場」、中国山地のふるさと景観を屋敷や茅葺農家などが再現した「ひばの里」、花が咲き競う「花の広場」や林間アスレチックコース、サイクリングコース、ディスクゴルフコースなどのさまざまな施設がある。
秋に満開となるコスモスは100品種90万本以上。
花の盛りの時期には「備北コスモスピクニック」が開催され、110万本のコスモスと40万本のジニアなど秋の花々が咲き誇る。
週末には各種イベントもあり、秋の神楽、サンフレッチェ広島応援イベント、庄原さとやまガーデンフェスティバル、さとやま夢まつりなどが毎年趣向を凝らして開催される。
中でも、花の広場の中央にある世界的ガーデナーの石原和幸さんプロデュースの「備北緑風庭」のコスモスとお庭のコラボレーションの美しさは必見の価値あり。
11月末からはウィンターイルミネーションなどのイベントも行われる。

香川県のコスモスの名所とイベント情報

【国営讃岐まんのう公園】

園内では、14品種40万本のコスモスを見ることができる。
花巡りの丘では黄色とオレンジのキバナコスモスとコキアの紅葉。
花竜の道では、ベルサイユ、アカツキなどの品種、青竜の道ではセンセーションが秋風に揺れる。
また、コスモスが満開の頃には「コスモスフェスタ」が開催され、JR「琴平駅」、ことでん「琴平駅」からは無料送迎バスも運行される。
もちろん、まんのう公園にはアスレチックやふわふわドームなどの子供用の遊具をはじめ、芝生広場、サイクリングコースなどがあるので家族連れでも楽しむことができる場所になっている。
また、遊歩道や自然生態園から里山の風景を楽しめる他、オートキャンプ場やドッグラン、レストラン、売店、宿泊施設などもある。

愛媛県のコスモスの名所とイベント情報

【見奈良コスモス畑】

広大な約1.8haの敷地に、毎年9月上旬～10月上旬にかけて約100万本のコスモスが咲く。
色鮮やかなコスモスの花がノスタルジックで幻想的な秋の世界に訪れる人をいざなう。
雄大な皿ヶ峰連峰の山々を背景にできる絶好の撮影スポットで、すぐ近くには養鶏場の移転跡地に開発された複合商業施設レスパス・シティがある。
シティ内にはレストラン、ショッピングモールをはじめ温泉、宿泊施設、坊ちゃん劇場などもあり、市民の憩いの場となっている。
コスモスの盛りの時期には「コスモスまつり」、また3月上旬から4月上旬に畑一面に菜の花が咲くと「菜の花まつり」がレスパス・シティで開催される。

【翠波高原】

翠波高原は、翠波峰一帯の標高760mに広がる高原で、花の名所として知られる。
眺望がすばらしく、高原からは北に市内の平野部全域や瀬戸内の島々、南に金砂湖や四国山脈など360度のパノラマで楽しむことができる。
元々は昭和48年ごろまで乳牛の放牧地として利用されていたが、昭和58年に再開発が行われ、現在の公園施設になった。
3haほどの花畑で毎年8月上旬から9月上旬にかけて、翠波高原はコスモスが満開になる。
第一花園が一番大きく、2haに20万本のコスモスが咲き誇る。
開花時期にはコスモスまつりも開催され、高原一面に咲き乱れる可憐なコスモスを背景に各種イベントも催される。
また、春は菜の花それに桜が知られるが、米国からの里帰りの桜が見られる「ワシントン桜の園」もある。

高知県のコスモスの名所とイベント情報

【大月町】

高知県内は、コスモスが美しく咲く花の名所が至る所にある。
なかでも大月町のコスモスは姫ノ井地区、清王地区、弘見地区などに分散しているが数が多く、秋風にコスモスが揺れる絵になる場所として知られている。
ちなみに、高知県では交通路を「美しい風景かいどう」にしようと高知県西南地域の10市町村（3市6町1村）で構成されている「四万十かいどう推進協議会」がある。
街道のが満開になるころには、10月下旬から約2週間「大月花街道」を開催。
同時に頭集（かしらつどい）地区では秋ひまわりも見ることができる。
また、大月町は青年だった牧野富太郎博士が植物採集のために歩いた場所としても知られることから、「牧野富太郎の道を歩く」といったイベントも開催されている。

★参考文献★

全国　花・自然のよりみち案内―ロコナビ
全国のイベント一覧・花・自然―ウォーカープラス