東北地方のコスモスの名所とイベント情報

日本には、四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

花が見頃を迎える時期は、地元の人々から観光客まで多くの人でにぎわいますね。

そこで東北地方のコスモスの名所とそのスポットの詳細、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような世界を楽しんでみませんか。

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

岩手県のコスモスの名所とイベント情報

【奥中山高原コスモスパーク】

奥中山高原コスモスパークでは、約4haの敷地にドワーフセンセーション、レッドベルサイユなどさまざまな品種の約60万本のコスモスが可憐に花を咲かせ、秋風の中で揺れる。
この奥中山高原コスモスパークはアウトドアゾーン＆リフレッシュゾーンとして人気の高い奥中山自然休養村の中にあり、東北最大級の規模を誇るコスモス畑とされている。
コスモス畑を楽しんだ帰りには、奥中山高原温泉に立ち寄るのもいい。
奥中山自然休養村管理センターには露天風呂「朝朱の湯」、奥中山高原センターハウスには「煌星の湯」があり、いずれも日帰り入浴が可能。
また、観光天文台もあり、プラネタリウム（要予約）の投影を見ることができる。
晴れた日には口径500mmの望遠鏡で旬の夜空を観測できる。

宮城県のコスモスの名所とイベント情報

【松山御本丸公園コスモス園】

松山御本丸公園は、中世松山の中心的な城だった千石城跡。
園内は本丸・二ノ丸・三ノ丸に分かれ、空濠で区切られている。
なかでも、三ノ丸は明治百年を記念し「コスモス園」として整備された。
このコスモス園では、毎年22品種約20万本のコスモスが花盛りとなる。
色鮮やかなコスモスが咲き揃う見頃の時期にあわせ「コスモス祭り」も開催され、各種イベントが行われる中、期間限定で人車（200円）が復活。
のんびりと公園内の景色を眺めることができる。
また、大崎市ふるさと納税はお酒などの特産品をはじめ宿泊券などの送付を受け取ることができる。
宿泊券を利用して松山御本丸公園で開催される「コスモス祭り」に訪れるのもいいだろう。
※大崎市のふるさと納税はこちら

秋田県のコスモスの名所とイベント情報

【鳥海高原南由利原コスモスまつり】

山形県と秋田県にまたがる標高2236mの鳥海山の北嶺に広がる標高400mの鳥海高原は、四季折々の自然が満喫できる高原。
秋になると赤やピンクの約100万株のコスモスが、高原の風に揺れる可憐な姿を見せてくれる。
花の見頃は9月中旬～10月中旬。
毎年10月上旬にはオートキャンプ場やケビンなどキャンプ施設が充実している「南由利原青少年旅行村」で「コスモスまつり」を開催。
内容は「くつとばし大会」「変形自転車レース」「米すくうべ～大会」など思わず参加したくなるほどのユニークさ。
さらにアマチュアバンドフェスティバル、各種ゲームイベントなど多彩な催しが行われる。
また、春になると雄大な鳥海山を背景に美しい菜の花畑が広がる。
場所は花立牧場公園と南由利原の中間に位置し、5月下旬には「菜の花まつり」も行われる。

山形県のコスモスの名所とイベント情報

【面白山高原コスモスベルグ】

仙山線面白山高原駅から徒歩10分の宮城県と山形県の県境にある面白山高原は、冬はスキー場（スノーパーク面白山。2009年～2010年シーズン以降営業休止状態）になる。
この場所はおよそ7haに約8種・約100万本のコスモスが傾斜地に咲き続く。
コスモスの種類はピンクと白のセンセーション、オレンジがかったキバナコスモスなど。
花畑の名前になっている「コスモスベルグ」とは、コスモスとベルグ（ドイツ語で山の意味）を合わせたものだそう。

福島県のコスモスの名所とイベント情報

【布引風の高原】

福島県郡山市の布引高原の標高は約1000mあり、磐梯山や猪苗代湖が一望できる絶景スポット。
周囲には高さ100mの風力発電の風車が33基立ち並んでいることから、「風の高原」と呼ばれている。
毎年夏の終わりから秋口にかけて、布引風の高原の記念碑付近にコスモスが咲き誇る。
赤、ピンク、白、濃紫などが混合した色鮮やかなコスモスのじゅうたんは、訪れる人を幸せな気持ちにさせてくれる。
なお、布引風の高原のコスモスは例年8月下旬～9月中旬頃が見頃のピークとなることが多い。

【三ノ倉高原花畑】

三ノ倉高原は、会津盆地を一望する標高650mのところにあり、その中心の三ノ倉スキー場のゲレンデ約8.1haの広大な敷地には、春は菜の花・夏はひまわり・秋はコスモスでいっぱいになる。
その年によって栽培されるものは異なるが、コスモスが栽培されると約100万本がゲレンデの斜面に広がり、秋風に揺れるさまは圧巻。
ただ、平成28年にひまわりを拡大して植えたためにコスモスは栽培されず、今後のコスモス畑は未定。
花畑の帰りには、少し足を延ばして寛政2年創業の酒蔵で、酒造りに関する道具類の展示や利き酒ができる「大和川酒蔵北方風土館」に立ち寄るのもいい。
また、喜多方は太目の平打ちちぢれ麺でさっぱりした醤油味の「喜多方ラーメン」に出会える場所。
地元福島だけでなく、日本全国で愛されている本場の味を堪能するのもあり。

★参考文献★

全国　花・自然のよりみち案内―ロコナビ
全国のイベント一覧・花・自然―ウォーカープラス