春が近づくと梅の花も目覚めてきて、優しい香りを放ちだしますね。
日本全国にはいくつもの梅の名所があり、梅の開花にあわせて梅まつりを開催しているところもあります。
そこで近畿地方の梅の名所と見頃の時期、イベント情報などをまとめました!
春の息吹を感じに出かけてみませんか?
3月以降のイベントが中止になっている場合があります。
事前にお問い合わせ先にご確認ください。
近畿地方の梅の名所とその詳細
【金熊寺梅林(大阪府)】
約300年前から梅が栽培されており、梅林にはおよそ2000本の梅が咲き誇る。
隣地には盆梅庭園(巨大な梅の盆栽のようなもの)が併設されており、梅林とは違った趣がある。
付近には金熊大権現(きんゆうだいごんげん)が祀られていた信達神社(しんだちじんじゃ)がある。
金熊寺梅林と信達神社はともに「大阪みどりの百選」に選定されている。
梅の本数 | 約2000本 |
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見頃 | 2月中旬~3月中旬 |
入園料 | 無料(盆梅庭園は有料) |
所在地 | 大阪府泉南市信達金熊寺798 |
お問い合わせ | 072-483-8191(泉南市産業観光課) 072-483-0159(金熊寺梅林 古谷) |
【北野天満宮(京都府)】
約6.6万平米(小石川後楽園1個分弱)の境内には菅原道真公ゆかりの梅50種・約1500本があり、開花期は紅白に色づく。
早咲きの梅は正月明けから開花をはじめ、例年3月末ごろまで次々と梅が咲きつなぐ。
2月上旬~3月下旬限定で公開される「梅苑」では、散策で色とりどりの梅を楽しんだり、茶屋でお茶や茶菓子をいただける。
梅の本数 | 50種・約1500本 |
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見頃 | 2月上旬~3月下旬 |
イベント情報 | 梅花祭:2月下旬の1日間 梅苑公開:2月上旬~3月下旬(9:00~16:00) ※夜間ライトアップ:2月下旬~3月中旬の金土日(日没~20:00)予定 |
入園料 | 梅苑は大人(中学生以上)1000円・子供500円(いずれも茶菓子付き) |
所在地 | 京都府京都市上京区馬喰町 |
お問い合わせ | 075-461-0005 |
【月ヶ瀬梅渓(奈良県)】
奈良三大梅林の1つ。(他は五條市の賀名生梅林、吉野郡下市町の広橋梅林)
名張川が流れる深い渓谷の斜面両側に約10000本もの梅が咲き誇る。
江戸時代には松尾芭蕉や富岡鉄斎などの文人墨客が訪れ、その句碑も建てられている。
1か月余りにわたって催されるイベントでは、煎茶会や俳句大会、天神社知恵餅まきなどが行われる。
梅の本数 | 約10000本 |
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見頃 | 2月中旬~3月下旬 |
イベント情報 | 月ヶ瀬梅渓 梅まつり:2月中旬~3月末 |
入園料 | 無料 |
所在地 | 奈良県奈良市月ヶ瀬長引21-8 |
お問い合わせ | 0743-92-0300(月ヶ瀬観光協会) |