東海地方の菖蒲の名所とイベント情報

日本には、四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

花が見頃を迎える時期は、地元の人々から観光客まで多くの人でにぎわいますね。

そこで東海地方の菖蒲の名所とそのスポットの詳細、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような世界を楽しんでみませんか。

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

静岡県の菖蒲の名所とイベント情報

【加茂荘花鳥園】

江戸時代から続く庄屋の加茂家が明治時代から全国の数多くの優良品種を集めて栽培・販売してきた。
今では緑深い杉の山と江戸時代に建てられた庄屋屋敷の門前に広がり、1500種と品種の多さでは国内有数の菖蒲園。
5月下旬から100万株が咲く園内には、明治時代からの加茂家の庄屋宅がそのまま残っており、昔から変わらぬ山里の風景が広がる。
極めて日本的な風情の土蔵や長屋門をバックに色とりどりに咲く花菖蒲は情緒満点。
まさに散策を楽しむだけでも心が和む風景が堪能できる。

【修善寺虹の郷】

「修善寺虹の郷」は、静岡県伊豆市修善寺にあるテーマパーク。
四季折々の自然や咲き誇る花が見どころで、なかでも日本庭園の中にある花菖蒲園は300種・7000株の紫色・桃色・白色の花菖蒲が花を咲かせる名所。
そのため、花菖蒲は修善寺虹の郷を代表する花になっている。

【修善寺温泉】

修善寺温泉では、修善寺虹の郷の花菖蒲園が見頃を迎えると、しゅぜんじ回廊や筥湯（はこゆ）などの名所や街角に菖蒲の鉢植えが展示される。

【小國神社 花菖蒲園】

460年以上も前に創建された「小國神社（おくにじんじゃ）」は、遠江国の守護神として、古くから地元の人たちを中心に信仰を集めている。
祀られているのは大己貴命（おおなむちのみこと）・別名は大国様（だいこくさま）で、諸業繁栄や商売繁盛、家内安全などにご利益があるとされている。
また、境内には樹齢800年を超える御神木の「ひょうの木」があり、古くから縁結びの願いが叶うと言い伝えられている。
約30万坪（東京ドーム21個分）の広大な神域は古代の森とも称される神秘的な空間で、四季の移ろいに応じて表情を変え、4月上旬には約1000本の桜、5月上旬には約50万本の花菖蒲、11月下旬には約1000本の紅葉が咲き誇る。
定期的に行われる神事も見ごたえがあり、国指定の重要無形文化財の1つの「小國神社の十二段舞楽」は伝統を守り、今もなお伝えられている。

愛知県の菖蒲の名所とイベント情報

【赤塚山公園 花しょうぶ園】

山桃の自生で知られる赤塚山に位置し、面積は25.1haある。
市民が気軽に集い、ふるさとの身近な自然を楽しめるリラックススペースとして広く親しまれているが、県内外からの来園者も多い。
東三河唯一の淡水魚水族館の「ぎょぎょランド」、10種60匹のかわいくておとなしい動物たちとふれあえる「アニアニまある」、芝生の中に広がる水遊びのできる流水広場「水の広場」など、遊んで学んでくつろげる欲張り公園。
園内の花しょうぶ園では、100種・約5000株の花菖蒲が植えられており、6月初旬から3週間ほど見頃を迎える。

【東公園花菖蒲園】

東公園の花菖蒲園は昭和39年に整備され、広さ約2900平方メートルの敷地に約120種・1万株の菖蒲が育てられている。
花菖蒲の見頃は例年5月下旬から6月上旬。
毎年6月の菖蒲まつりでは、市外からも多くの人が訪れて初夏の風情を味わう。

岐阜県の菖蒲の名所とイベント情報

【曽根城公園】

曽根城公園は大垣で一番大きな古大垣輪中堤に隣接し、約6200平方メートルの曽根の池を含む約21800平方メートルの公園。
戦国時代の武将・稲葉一鉄の居城跡で、広い駐車場があり、芝生広場やハリヨ池、釣りができる曽根の池、さらに隣接して桜並木が壮大な輪中堤、サイクリング道や史跡などがあることから、一年を通じ幅広い層の方に利用されている。
また、約3800平方メートルの花菖蒲池には令和元年5月時点で約27000株の花菖蒲が植えられ、白や紫、黄色など色とりどりの花が咲き誇る。
見頃を迎えると、夜間はライトアップも行われ、昼間とは違う風情を楽しむことができる。
例年6月第2週の日曜日に花しょうぶ祭が開催される。
花期は5月下旬から6月中旬頃まで。

三重県の菖蒲の名所とイベント情報

【亀山公園 菖蒲園】

亀山公園は、もともと亀山城藩主の別荘があったところ。
約4000平方メートルと県下最大級の大きさを誇る花しょうぶ園には、約100種類・2万株の花菖蒲が植えられており、毎年6月上旬には花菖蒲まつりが開催される。

【二見しょうぶロマンの森】

「二見しょうぶロマンの森」は四季折々の花を楽しむことができるスポット。
約4万株もあるといわれる菖蒲は特に美しく、一面が薄紫のじゅうたんのような風景を作り出し、園内に整備されている遊歩道を歩けば香りを感じながら堪能することができる。
小川には水生植物も生育しており、6月下旬からはホタルの光も見ることができるため、多くの観光客が足を運ぶ人気スポットとなっている。
お弁当を持ってピクニックをしたり、ドライブの休憩に足を運ぶのはもちろん、併設する「民話の駅　蘇民」では採れたて野菜や名産品を購入することもできる。

【なばなの里】

花をテーマにした施設としては東海地区最大級の花畑のなばなの里。
約13000坪の敷地に春の梅・桜・チューリップ・バラ、夏のあじさい・花菖蒲、秋のコスモス・ダリアなどを鑑賞することができる。
国内最大級スケールのあじさい・花菖蒲園では、50種類7万株のあじさいと50種8000株の花菖蒲が植えられ、5月下旬ごろから見ごろを迎える。
中央の棚田ではさまざまな品種の花菖蒲が見られ、他にも200m続くあじさい棚「あじさいロード」は必見！
めずらしい品種も並んで楽しませてくれる他、夜はライトアップもあり、静かな雰囲気の中夕涼みを満喫できる。

【伊勢神宮】

「伊勢神宮」外宮の勾玉池（まがたまいけ）は、実は花菖蒲の名所。
初夏の見頃を迎えると、14000株の花菖蒲が美しく咲き誇り、勾玉池のほとりを美しく彩る。
この時期に伊勢神宮を参拝した際には訪れておきたい名所。

★参考文献★

全国　花・自然のよりみち案内―ロコナビ
全国のイベント一覧・花・自然―ウォーカープラス