中国・四国地方のさくら名所100選の例年の見頃は？アクセス・イベント情報つき

各スポットのお花見情報

日本には四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

けれども、見頃の時期に合わせるのはなかなか難しいですよね。

そこで、数多の桜の名所のうち、「日本さくら名所100選」に選定された中国・四国地方の桜スポットの例年の見頃、アクセス、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような時間を楽しんでみませんか。

◆桜の種類などについてはこちら

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

鳥取県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【鳥取城跡・久松（きゅうしょう）公園】

「日本さくら名所100選」にもえらばれた、鳥取を代表する桜の名所。
豊臣秀吉の兵糧攻めで有名な鳥取城は久松公園として整備され、天守閣や二ノ丸跡が残る。
例年、3月下旬～4月上旬頃にかけてが桜の見頃となる。
お堀端を含めた公園内にはソメイヨシノを中心に約240本の桜があり、満開期にはぼんぼりが設置され、屋台も出てにぎわいを見せる。
※ライトアップ・ぼんぼり点灯についての詳細は、公式サイト等で確認。

【打吹（うつぶき）公園】

打吹（うつぶき）公園は山陰随一の桜の名所であり、「日本さくら名所100選」に選定されている。
春になると多種多様の桜やツツジが咲き、多くの観光客でにぎわう。
夜は約300個の小ぼんぼりが点灯され、羽衣池に映る幻想的な桜が楽しめる。
【2023年の倉吉春まつりは未定。詳細は公式サイト等で確認】

島根県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【松江城山公園】

平成27年7月に国宝指定された松江城を望める松江城山公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所。
園内にはソメイヨシノ、八重桜、しだれ桜など約180本の桜がある。
開花期間中はぼんぼりの点灯や桜のライトアップが実施され、夜桜を楽しみに毎年多くの人が訪れる。
また、2023年3月25日～4月9日には、「さくら祭り」を開催。
本丸の桜はソメイヨシノが多く、黒っぽい松江城とのコントラストが美しい。

【斐伊川堤防桜並木】

「日本さくら名所100選」に認定され、斐伊川堤防沿い2kmにわたり桜のトンネルができる、中国地方随一の桜の名所。
800本の桜は見応えあり。
まつり期間中ぼんぼりの点灯やライトアップが行われ、夜桜も楽しめる。
斐伊川堤防の桜並木内中間付近でライトアップされた桜のトンネルが幻想的。
雲南市では桜の手入れの専門職「桜守（さくらもり）」を配置し、樹齢80年以上になる老木の保護や新たな育成に取り組んでいる。
2023年4月1日・2日には「2023雲南市桜まつり」が開催される。

岡山県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【津山城（鶴山（かくざん）公園）】

「日本さくら名所100選」に選定されており、岡山県屈指の桜の見どころ。
立派な石垣を背景に豪華絢爛に咲き乱れる桜は迫力満点。
ライトアップされた夜桜を眼下に見る風景も幻想的でおすすめ。
2023年3月25日～4月9日の津山さくらまつり期間中は、津山ホルモンうどんなどのご当地グルメが楽しめるほか、土曜・日曜にはさまざまな催しが行われる。

広島県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【尾道市千光寺公園】

「日本さくら名所100選」の地に選定されている花見スポット。
公園内はソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜など1500本の桜が楽しめる。
2023年3月18日～4月16日の18時～翌朝6時にはぼんぼりによるライトアップも行われ、ぼんぼりの柔らかい灯りとともに夜桜が楽しめる。
展望台からの眺望や満開の桜を眼下にしてみる瀬戸内の多島美など、絶景の見どころが満載。
公園へ行くには、千光寺山ロープウェイが便利。

【上野公園（広島県）】

江戸時代はじめに造られたといわれる上野公園。
上野池を中心にした「日本さくら名所100選」の地。
散歩しながら池の水面に映る桜も楽しむことができる。
2023年4月9日開催予定の「庄原さくらフェスティバル」では、ステージイベントや出店などが楽しめる。

山口県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【ときわ公園】

「さくら名所100選」に選ばれたときわ公園には約3500本の桜があり、園内を彩る。
ときわ公園東入口の東駐車場横にある「桜山」に桜が集中しており、「桜山」下の白鳥湖面に映し出される桜の花やライトアップされる夜桜も風情がある。
また、園内周遊園路の桜並木も人々の目を楽しませる。
その他、4月～5月は牡丹やシャクナゲ、ツツジ、藤などの花も楽しむことができる。

【錦帯橋】

山口県を代表する観光地の一つで名勝・錦帯橋と周辺の桜とが織りなす景観は壮観。
隣接する吉香公園内の桜と合わせて、ソメイヨシノや八重桜などの約1500本の桜が一帯に咲き誇る。
2023年3月下旬からは錦帯橋ライトアップ、桜の開花宣言日～4月上旬にかけては、錦帯橋の桜ライトアップが行われる。
花見に絶好の芝生の広場で、夜桜見物も楽しむことができる。

徳島県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【西部公園】

古くから桜、ツツジの名所として市民に親しまれていたが、1986～1988年に桜を活かした再整備を進めたことにより、「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所。
土曜・日曜は公園内車両通行禁止となるので、公共交通機関の利用がおすすめ。
眉山中腹に位置し、まさに自然の中の公園として四季を通して市民に親しまれている。
また、ウォーキングなどの野外レクリエーションの場としても利用されている。
2023年3月24日～4月9日18時～22時には、ライトアップが行われる。

香川県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【県立琴弾公園】

瀬戸内海国立公園にも含まれる琴弾公園は、国の名勝にも指定されている。
約200本のソメイヨシノなどが一斉に咲き誇り、春の訪れを告げる。
桜と二千数百本の老松がピンクと緑の見事なコントラストを織りなす。
2023年3月下旬から4月上旬にかけて、さくらまつりとしてぼんぼりが設置され、幻想的な夜桜を楽しめる。
また、琴柱池（ことじいけ）周辺には、桜やツツジ、藤、サザンカの花が季節を彩る。
現地まではJR観音寺駅から乗り合いバスの利用がおすすめ。
運転手に告げると公園入口まで行くことができる。
巨大な寛永通宝の銭形砂絵をはじめ、琴弾八幡宮や神恵院、観音寺などの神社仏閣を含め約38.6ヘクタールの広大な園内には名所旧跡が点在する。

愛媛県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【松山城（城山公園）】

松山城は四季を通じて訪れる市民や観光客も多く、春は桜の名所として花見客でにぎわう。
江戸時代以前に建てられた天守を満開の桜が彩る。
眺望も抜群で、瀬戸内の島々が見える。
天守へは山の8合目まで運行するロープウェイ・リフト（有料）を利用すると便利。（※リフトは雨天時運休）
本丸広場では桜と天守ｗｐ一緒に観賞できる。
ソメイヨシノをはじめ、早咲きの椿寒桜や遅咲きの大島桜、塩釜桜、牡丹桜など約200本が次々に開花し比較的長期にわたり花見を楽しめる。
【2023年の桜祭り開催は未定。詳細は公式サイト等で確認】

高知県のさくら名所100選の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【鏡野公園】

「日本さくら名所100選」にも選ばれた、県下有数の桜の名所・鏡野公園。
ソメイヨシノや八重桜など多種の桜を楽しむことができ、隣接する高知工科大学の全長200mの桜のトンネルは人気スポットとなっている。
おすすめのビューポイントは通路の両側を桜が埋める約200mの桜トンネル、レクリエーション広場周りの桜の園。
3月25日～4月9日の桜祭り開催中は、平日も屋台の出店がある。
また、高知工科大学にも1000本近い桜が植えられており、散策におすすめのスポット。
芝生広場で桜を見ながら、ピクニックや犬の散歩を楽しむことができる。

【牧野公園】

佐川町出身の植物学者、牧野富太郎から贈られたソメイヨシノの苗を植えたことをきっかけに桜の名所として整備された公園。
牧野博士が命名した大島桜をはじめ、河津桜、薄墨桜、山桜などさまざまな品種の桜が咲き誇る。
また、牧野博士ゆかりの品種を含む150種から420種の山野草や、ツツジなど多くの草木が植栽され、来訪者を出迎える。
山の中腹には牧野博士の墓があり、佐川町の偉人を偲ぶことができる。
桜が見頃となる3月下旬から4月上旬にかけて、ぼんぼりに灯された夜桜も楽しめる。
【2023年の「牧野公園さくら祭り2023」は開催未定。詳細は公式サイト等で確認】

★まとめ★

中国・四国地方で見られる桜には、主にソメイヨシノがあります。

桜の例年の見頃は広島県は4月上旬～など場所によって多少前後しますが、おおむね3月下旬～4月上旬になります。

早咲きから遅咲きまで多種類の桜が植えられているところでは、比較的長期間お花見が楽しめます。

★参考文献★

全国の「さくら名所100選」に選ばれた桜名所・お花見｜ウォーカープラス