首都圏のあじさいの名所の例年の見頃は？アクセス・イベント情報つき

各スポットの花イベント情報（2023年版）

日本には四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

けれども、見頃の時期に合わせるのはなかなか難しいですよね。

そこで首都圏のあじさいの名所と例年の見頃、アクセス、イベント情報などをまとめました！

デートや家族で夢のような時間を楽しんでみませんか。

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

埼玉県のあじさいの名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【所沢航空記念公園内　日本庭園】

所沢航空記念公園の園内にある日本庭園で白や青、紫等のさまざまな色のアジサイが楽しめる。
また、アジサイの他にも睡蓮やキンシバイ等も咲いている。

千葉県のあじさいの名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【宗吾霊堂】

宗吾霊堂大本堂裏手の境内に咲き誇る、在来アジサイやガクアジサイなど7000株のアジサイの見頃に合わせた恒例の紫陽花まつり。
白い花を咲かせるカシワバアジサイの名所としても知られ、境内に足を踏み入れると、青紫色・赤紫色・白色、さらに新緑の緑色と、次々に移り変わる美しい色のグラデーションを楽しめる。
花と緑に包まれながら園内をゆっくりと散策すれば、身も心もすっきりとリフレッシュできる。
期間中の日曜には、箏や尺八・二胡などの演奏会が行われるほか、無料のお茶会（要整理券）なども実施され、風情あるひとときを楽しめる。
※小雨決行、荒天時中止。天候により変更の場合あり

【長谷山本土寺】

長谷山本土寺は、建治3年（1277年）豪族平賀忠晴の屋敷内に日蓮上人の高弟日朗を導師として招き、開堂したのが起こりとされ、下総国の日蓮宗の中心寺院の一つ。
鎌倉長興山妙本寺、池上長英山本門寺とともに「郎門の三長三本」と称された屈指の名刹。
近年は境内の整備が進み、現在では5万本のあじさい、5000本の花菖蒲でも有名で「あじさい寺」「紅葉の寺」としても市民に親しまれている。
別名「あじさいの寺」と親しまれているように、初夏には約5万本のアジサイが咲き誇る名所。
仁王門をくぐって境内に足を踏み入れると、セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなど約10種類のアジサイが参拝客を出迎える。
紫、青、ピンク、白とそれぞれ色も形も違うので、一輪一輪ゆっくり時間をかけて異なる美しさを楽しめる。
仁王門や五重塔をはじめとした荘厳なたたずまいの建造物を背景に、色とりどりのアジサイが咲き乱れる景色は圧巻。
平日の雨の日は、人混みもなくゆっくりと境内を散策できる。
しっとりと濡れたアジサイと新緑との色鮮やかなコントラストは、雨の日に訪れた人だけが楽しめる光景。

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【服部農園あじさい屋敷】

総面積1万8000平方メートルの敷地に250品種1万株以上のアジサイを植栽している「服部農園あじさい屋敷」が、シーズンに合わせて開園。
山の上から下まで斜面を埋め尽くすように色彩豊かなアジサイが咲き競い、園内のどの地点からもアジサイを楽しめる。
色とりどりのアジサイが繰り広げる大パノラマは、誰もが息をのむ美しさ。
広大な敷地内には複数の散策路があり、斜面をめぐったり山頂へ登ったり、のんびりと思い思いにアジサイを観賞できる。
両脇をアジサイが埋め尽くす散策路は、フォトジェニックな風景が広がるおススメの撮影スポット。

【地球の丸く見える丘ふれあい広場】

地球の丸く見える丘展望館下のふれあい広場では、太平洋の大海原を背景に大玉のアジサイを楽しむことができる。
年間を通して四季の花が楽しめるこの広場と周辺は地元ボランティア団体の「友愛会」さんが草刈りや花植え、草木の剪定をしている。
特に隣接の展望館を含め全体で大小約300株ほどのアジサイは見事で、毎年観光客や市民の目を楽しませている。

【あけぼの山農業公園】

あけぼの山農業公園内ではアジサイが見頃を迎える。
カシワバアジサイ、隅田の花火、オタフクアジサイなどいろいろな種類の約500株のアジサイが涼やかに咲く。
散策しながらお気に入りを見つけてみては？

【マザー牧場】

ホンアジサイ、ガクアジサイ、アナベル、カシワバアジサイ、紅、七段花、アマチャほか、約2000株のアジサイが色とりどりの花を咲かせる。
中でも「フルーツ農園」付近の遊歩道や、さまざまな種類が咲く「あじさい園」は見ごたえ十分。
園内を走る「わんわんバス」の車窓からゆったり観賞することもできる。

【鋸山　日本寺】

今から約1300年前、聖武天皇の詔勅と光明皇后の言葉を受けた行基菩薩によって神亀2年（725年）6月8日に開山された日本寺。
毎年6月頃には境内の各所に約2万株のアジサイが咲き誇り、美しい景観を楽しむことができる。
豊かな自然の中でアジサイ散策はいかが？
境内は舗装されているが。山のため階段が多く、また一部歩きづらい箇所もあるため、歩きやすい靴での参拝がおススメ。

東京都のあじさいの名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【アートアクアリウム美術館 GINZA】

年間を通して四季折々の風情と金魚のコラボレーションを楽しめる「アートアクアリウム美術館 GINZA」が、常設オープン1周年記念と合わせて、初夏を演出する「紫陽花づくし」を開催。
館内全体に梅雨の季節に美しく咲く紫陽花を想起させるさまざまな作品展示や空間演出を行い、来館者を幻想的な金魚アートの世界へと誘う。
紫陽花で彩られる金魚の回廊や金魚コレクション、紫陽花が咲き乱れる提灯リウムなど、初夏の季節ならではの金魚と紫陽花のコラボレーションを楽しめる。
1周年を迎えるにあたり、指定品種34種の金魚がすべてそろい、常時70種以上の金魚を楽しめる。
また假屋崎省吾とのコラボ作品エリアに新作水槽が登場するなど、さらに見応えのある日本最大級の金魚の美術館となっている。

【国営昭和記念公園】

初夏の訪れとともに、国営昭和記念公園ではアナベルをはじめ西洋アジサイ、ガクアジサイ、タマアジサイなど約9000株のアジサイが見頃を迎える。
広大な敷地を誇る園内でも「アジサイロード」は特にアジサイが密集して咲くエリアで、アメリカ原産の野生種をもとに品種改良されたアナベルの群生を観賞できる。
澄んだ青い空と木々の緑、アナベルの白が織りなす美しいコントラストが、訪れた人の心を癒してくれる。
おでかけしにくい梅雨の時期ながら、しっとりと濡れたアジサイと木々の緑との色鮮やかなコントラストは見応え十分。
この時期には、花菖蒲や睡蓮、ハス、ユリも見頃を迎えるので、さまざまな花を一度に楽しめる。

【実篤公園】

実篤が雑木林を庭にした実篤公園には豊かな自然が残り、四季折々の花を楽しめる。
湧水の池を巡る小道にはアジサイの並木があり、大きな花房が空色から青紫のグラデーションを奏でる。
竹林の中の一株は花影が池の水面に映って、雨の季節にふさわしいしっとりとした趣を醸し出す。
活気あふれる人気の町・仙川駅から徒歩約10分のお散歩コース。

【町田薬師池公園　四季彩の杜】

薬師池公園を中心に、ぼたん園、えびね苑、リス園など複数の施設やエリアで構成され、東京ドーム3つ分の広さを誇る「町田薬師池公園四季彩の杜」。
四季折々の草花が楽しめる薬師池公園では、花しょうぶやアジサイが見頃を迎え、初夏の訪れを告げる。
6月1日から6月30日の期間中は、花摘み娘による花しょうぶ管理作業が見られるほか、薬師池産花しょうぶの販売や、まちだ観光案内人による花しょうぶガイドなどを実施。
えびね苑は6月10日から25日までの期間限定で部分開苑され、17種5000株のアジサイを観賞できる。
梅雨の時期を象徴するアジサイの花。
しっとりと濡れた艶やかなアジサイを観賞できるのは、雨の日に訪れた人だけが楽しめる魅力的な光景。

【府中市郷土の森博物館】

四季折々の花に囲まれた府中市郷土の森博物館で、約1万株のアジサイの見頃に合わせて行われる恒例の「あじさいまつり」。
約13万7000平方メートルの広大な園内には、アジサイの見どころスポットが多数点在しているので、それぞれ趣の異なる景観をのんびりと散策しながら楽しめる。
中でも、蔵造りの商家や水車小屋などレトロな建物との競演は風情たっぷり。
期間中は、昔懐かしいあめ細工職人の技を楽しめるほか、アジサイにちなんだ飾りを作る「あじさい工房」、お茶室での呈茶、猿まわしの大道芸などさまざまな催しが実施される。
真っ白なアナベルが咲き誇る園路沿いの「アナベルの小径」は見ごたえ十分。
期間中は、本館前に約100品種の色鮮やかな鉢植えアジサイを展示する企画「アジサイ展」も開催。
※天候によりイベントが変更になる場合あり

【新宿中央公園】

新宿中央公園では6月中旬ごろまで、色鮮やかなアジサイが園内の「区民の森」や「眺望の森」に咲き並ぶ。
また、白糸の滝からつながる園路、通称「アジサイロード」は多種多様なアジサイで埋め尽くされる。
いずれも梅雨の季節限定のアジサイスポットとして好評。
ジメジメとした季節、美しいアジサイが気持ちを晴れやかにしてくれる。

【アークヒルズ】

四季折々の緑や花に囲まれた都会のオアシス、アークヒルズで梅雨のシーズンを彩るアジサイが見頃に。
約4万本の樹木や5000株以上の草花が咲き誇る庭園「アークガーデン」や、桜の名所として知られる「スペイン坂」などのスポットに、装飾花が1枚しかないつる性のアジサイ「イワガラミ」や「ヤマアジサイ」、「ガクアジサイ」など珍しい品種を含む約40種類ものアジサイが咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれる。
梅雨のシーズンは、人混みもなくゆっくりとアジサイが咲くスポットを散策できる。
しっとりと濡れたアジサイと新緑との色鮮やかなコントラストは、雨の日に訪れた人だけが楽しめる心なごむ光景。

【南沢あじさい山】

南沢あじさい山は、この地で暮らす南澤忠一さんがたった2株のアジサイを植えたことからスタート。
現在は、忠一さんの活動と思いに感銘を受けた地元の若者が山の管理などを行い、約1万株の華やかなアジサイが咲き誇るアジサイの名所を守っている。
6月9日から開山となり、都会の喧騒から離れた静かな森の中、木々を覆うように色とりどりのアジサイが広がる幻想的な光景を堪能できる。
山林内はハイキングコースが整備され、歩道にはウッドチップが敷かれているので、雨の日も安心して楽しめる。
晴れの日に美しく輝くアジサイはもちろん、しっとりと雨に濡れて憂いを増すアジサイも見応え十分。

神奈川県のあじさいの名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【リストランテ　マンジャーレ伊勢山】

季節ごとにテーマを設定し、専属パティシエが手掛ける繊細で華やかなスイーツを楽しめるアフタヌーンティーシリーズ。
4月から7月は、初夏の風物詩ともいえる紫陽花の華やかな色合いと、香り豊かなお茶の風味を味わえる和洋折衷のアフタヌーンティーが登場。
淡いブルーとパープルのクリームで紫陽花の花びらを表現したカップケーキや、雨に濡れた花のように光るジュレ、和三盆のマカロンなど、見た目も美しい和洋折衷のスイーツがラインナップ。
優雅なティータイムを過ごせる。
10種のスイーツと4種のセイボリーがセットになった食べ応えのあるアフタヌーンティーに、飲み放題の紅茶やコーヒーも用意され、ランチや軽めのディナーとしても楽しめる。

【長谷寺】

開花の時期や咲き方の異なるさまざまな品種を植えているため、通常より長い期間あじさいが見られる長谷寺。
上境内の「あじさい路」には、山肌を埋め尽くすように40種以上・約2500株のあじさいが群生。
可憐なあじさいの花との共演を楽しめるフォトジェニックなスポットも点在し、近距離で色とりどりのアジサイを写真に収められる。
「あじさい路」を進んでいくと、鎌倉の街や海を背景に咲き誇る艶やかなあじさい観賞スポットも。
「長谷の祈り」など長谷寺オリジナル品種も見どころの一つ。
長谷寺では、歩いて上境内まで行けない場合も拝観入口周辺にあじさいが植えられているので、小さい子供からお年寄りまで誰でも気軽にあじさい観賞を楽しめる。

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【明月院】

境内全域が国の史跡にも指定されている、由緒あるお寺。
梅雨時期には、参道から本堂にかけて色鮮やかなアジサイが所狭しと咲き誇り、彩りを添える。
その見事な光景から「あじさい寺」とも呼ばれるほどで、毎年たくさんの観光客が足を運ぶ。
また、写真家にとってもたまらないスポットとなっている。

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【大雄山最乗寺（大雄山あじさい参道）】

大雄山最乗寺は開創以来600年の歴史を持つ格式ある曹洞宗の古刹。
樹齢500年以上といわれる杉並木が続く参道は、大雄山あじさい参道とも呼ばれ、仁王門から境内までの約2.5kmの間に約1万株のアジサイが植えられている。
時期になるとピンクや紫など色とりどりのアジサイが咲き誇り、美しい情景を作り出す。
オタクサ、ガクアジサイ、スミダノハナビなど、約1万株を楽しもう。

【箱根ガラスの森美術館】

箱根ガラスの森美術館の庭園を彩るクリスタル・ガラスのアジサイ。
太陽光と光を受けて、直径1.4cm・約1万5000粒のクリスタル・ガラスが七色に輝く。
この時期だけの珍しい”アジサイ”をお見逃しなく。

【横浜市立金沢動物園】

金沢動物園（金沢自然公園）では、約3000株のアジサイを見ることができる。
今年の開花は、6月上旬の見込み。

【箱根登山鉄道箱根湯本駅～強羅駅】

6月中旬頃から開花シーズンを迎える箱根登山電車沿線のアジサイ。
この期間の登山電車は「あじさい電車」の愛称で親しまれ、車窓に触れるほどの近い距離で美しいアジサイを楽しめる。
辺りに夕闇が訪れる18時30分頃からは恒例の夜間ライトアップも行われ、光に彩られた幻想的なアジサイを観賞できる。
箱根登山線は箱根湯本駅から強羅駅までの標高差が400m以上もあり、アジサイの見頃も標高差とともに移っていくため、7月頃まで色とりどりのアジサイが咲き誇る。
今年は、4年ぶりに座席指定の特別列車「夜のあじさい号」が6月17日～7月2日まで運行。
沿線5ヵ所のライトアップポイントで徐行や停止を繰り返しながらゆっくり進み、強羅行きは「宮ノ下駅」で、箱根湯本行きは「塔ノ沢駅」で記念撮影の時間が設けられ、アジサイの撮影を楽しめる。

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【長尾山　妙楽寺】

川崎市屈指のアジサイの名所「長尾山　妙楽寺」。
6月中旬からは、有名なガクアジサイや西洋アジサイに加え、ヤマアジサイやカシワバアジサイなど28種類約1000株のアジサイが見頃を迎える。
高台にある境内からは川崎市内を一望することができ、晴れた日には東京スカイツリーまで見渡せることも。
境内一面を埋めつくす、青・紫・薄紅色・白色など色とりどりのアジサイの風景に癒される。
本堂の厳かなたたずまいと、鮮やかなアジサイの趣ある雰囲気を撮影できるスポットをはじめ、本堂脇の階段の下や、境内の高台、六地蔵が並ぶ場所など、境内にはおすすめの撮影スポットが多数点在。

【新江ノ島水族館　館内各所】

青い小花が集まって咲く紫陽花のように、海の中で集まって生きる魚や動物たちを特別解説で紹介する「海の紫陽花」。
館内各所で展開する藍色を基調とした優しい演出や紫陽花をイメージしたフロートドリンクも楽しめる。

【新江ノ島水族館　テーマ水槽】

多くの人が近隣の古刹を訪れるようになるこの季節。
水族館では紅白の派手さは無くても、水墨や銀などの渋い色合いの品種の金魚を見ることができる。
まもなくやってくる、きらめく太陽の季節を迎える前の少し落ち着いたひとときを、紫陽花のような風情を持ったとっておきの金魚たちを観賞してみては？

★まとめ★

首都圏のあじさいの見ごろは概ね6月上旬～6月下旬ですが、場所によっては6月中旬～7月上旬ごろになります。
箱根登山電車の「夜のあじさい号」が4年ぶりに運行！

箱根ガラスの森美術館や新江ノ島水族館などでは、あじさいをイメージした展示が行われ、梅雨のシーズンに爽やかさを添えます。

★参考文献★

全国のアジサイの見頃・名所一覧｜ウォーカープラス