観光スポット 花の名所

九州地方の紅葉の名所の例年の見頃は?アクセス・イベント情報つき

日本には四季折々の花々が楽しめる公園がたくさんあります。

けれども、見頃の時期に合わせるのはなかなか難しいですよね。

そこで、人気ランキング上位にある九州地方の紅葉の名所の例年の見頃、アクセス、イベント情報などをまとめました!

デートや家族で夢のような時間を楽しんでみませんか。

※新型コロナウイルス感染防止のため、営業時間の変更やイベント内容の変更・中止の可能性があります。
※事前にウェブサイト等で最新の情報をご確認ください。

目次

福岡県の紅葉の名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【呑山観音寺(のみやまかんのんじ)】

福岡県にある、昔から「のみやまさん」の愛称で親しまれる高野山真言宗の別格本山。
心願成就を祈願するため多くの人々が参拝に訪れる。
秋は紅葉のスポットでもあり、10月下旬から境内や参道の多種多様な木々が紅葉し始め、11月に見頃を迎える。
特に本数が多いのはモミジ・ドウダンツツジで、ともに約1000本ある。
本堂へ向かう道中の階段の周囲を深紅のモミジが彩る様子が美しい。
おすすめのビューポイントは天王院参道の紅葉、百観音堂周辺。
2022年10月28日~11月23日には紅葉まつりが開催され、多くの人でにぎわう。
10月28日には月例不動祭護摩法要、11月20日には月例観音祭護摩法要が行われるほか、紅葉の中での七五三祈願も執り行われ、子供たちの愛らしい姿を見ることができる。
紅葉まつりの期間中は、瑜祇(ゆぎ)大宝塔を公開し、秋の特別拝観が行われる。

見ごろ:10月下旬~11月下旬
紅葉する木の種類:モミジ、ヤマザクラ、ドウダンツツジ、ハゼ、ケヤキ、コナラ
お問い合わせ:092-947-4423(呑山観音寺)
9時~17時
092-947-6384(呑山観音寺)
17時以降
所在地:福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4
営業時間・定休日:境内の観賞時間/6時~17時
利用料金:入場無料
特別拝観は塔の周辺のみ拝観有料。
拝観料:
一般/400円
中学生以下無料
アクセス:【電車】
JR篠栗線(福北ゆたか線)「篠栗駅」からタクシーで約20分
【車】
九州自動車道「福岡IC」から約25分
駐車場:300台、無料
イベント情報:紅葉まつり
2022年10月28日~2022年11月23日
6時~17時
問合せ先:092-947-4423(呑山観音寺)
ウェブサイト:高野山真言宗別格本山呑山観音寺[公式サイト]福岡県篠栗町

【英彦山(ひこさん)】

福岡と大分にまたがる英彦山(ひこさん)は、古くから修験場として栄えた日本屈指の霊山。
例年、10月下旬から11月中旬にかけて山頂付近からモミジやカエデなどが色づき始め、麓に行くほど遅れるため長い期間楽しめる。
山頂からは雄大な展望が望め、眼下に広がる紅葉を眺めることができる。
園内にある国指定名勝に指定されている旧亀石坊庭園は、雪舟の作庭と伝えられ、広さ700平方メートルの地泉観賞式の庭園が魅力。
おすすめのビューポイントは花見ヶ岩、表参道付近。

見ごろ:10月下旬~11月中旬
紅葉する木の種類:モミジ、カエデ、イチョウ
お問い合わせ:0947-82-1236(添田町役場まちづくり課観光振興係)
所在地:福岡県田川郡添田町大字英彦山(ひこさん)
営業時間・定休日:終日開放
利用料金:入場無料
アクセス:【バス】
(英彦山神宮)
JR日田彦山線「彦山駅」から町営バスで約20分「神宮下」下車後徒歩15分または町営バスで約15分「銅の鳥居」下車後徒歩10分、花駅からスロープカーで約8分「神駅」下車、徒歩すぐ
【車】
(英彦山神宮)
大分自動車道「杷木(はき)IC」から別所駐車場まで約40分、そこから徒歩20分
駐車場:200台、無料
イベント情報:
ウェブサイト:英彦山(ひこさん) | 添田町

【雷山千如寺大悲王院(らいざんせんにょじだいひおういん)】

雷山中腹に位置し、約1300年の歴史を誇る由緒ある寺院。
境内には、福岡県指定天然記念物である樹齢約400年と言われる大楓があり、紅葉の名所として有名。
また、室町時代作庭の心字庭園では、200本以上のモミジが色づく様子を楽しめる。
秋の紅葉は例年、10月下旬頃からカエデやイチョウなどが色づき始め、11月上旬~11月中旬頃にかけてが紅葉の見頃となる。
散りかけの時期もおすすめ。
地面にじゅうたんのごとく落ち葉が敷き詰められ、地面が真っ赤に染まる。
また、国の重要指定文化財「木造千手観音立像」や「木造清賀上人坐像」、福岡県の指定文化財「木造多聞天像」「木造持国天像」などが安置されており、合わせて拝観できる。
※文化財保護のため、風雨・積雪・濃霧などの場合、公開を停止する可能性あり

見ごろ:11月上旬~11月中旬
紅葉する木の種類:カエデ、イチョウ
お問い合わせ:092-323-3547(雷山千如寺大悲王院)
所在地:福岡県糸島市雷山626
営業時間・定休日:9時~16時30分
利用料金:拝観料:
400円(本尊など堂内拝観料、入山料含む)
入山料:
100円(11月の紅葉見学)
アクセス:【バス】
JR筑肥線「筑前前原(ちくぜんまえばる)駅」から雷山観音前行きの糸島市コミュニティバスで約30分終点下車、徒歩7分
【車】
福岡前原有料道路(西九州自動車道)「前原(まえばる)IC」から約15分
駐車場:150台、無料
イベント情報:
ウェブサイト:雷山千如寺 大悲王院―真言宗大覚寺派別格本山

【秋月城跡周辺】

秋月は「筑前の小京都」とも呼ばれる城下町。
例年、11月下旬から12月初旬にかけて、黒門周辺にある約20本のカエデが赤く染まる。
紅葉と黒門のコントラストが特に素晴らしく、毎年早朝より多くの観光客でにぎわう。
杉の馬場には露店が並び、ゆっくりと紅葉を堪能できる。
見頃については公式サイトにて要確認。
露店で茶菓子を楽しみながら紅葉の城下町の風景を堪能できる。
明るいうちの観覧がおすすめ。
黒門周辺は特に見どころのポイント。
おすすめのビューポイントは黒門と紅葉のコントラスト。
※秋月に入ると一部道が狭くなっており、シーズン中の渋滞あり。

見ごろ:11月下旬~12月上旬
紅葉する木の種類:モミジ、イチョウ
お問い合わせ:0946-52-1428(朝倉市役所商工観光課)
平日8時30分~17時15分
0946-24-6758(あさくら観光協会)
9時~18時、火曜休み
所在地:福岡県朝倉市秋月野鳥
営業時間・定休日:24時間
利用料金:入場無料
アクセス:【バス】
甘木鉄道甘木線「甘木駅」から秋月行きバスで約20分「博物館前」下車、徒歩8分
【車】
大分自動車道「甘木IC」から国道322号経由で約20分
駐車場:150台、有料
専用駐車場なし。
秋月駐車場:
普通車/400円
※混雑が予想されるため、公共交通機関の利用推奨。
イベント情報:
ウェブサイト:秋月城跡「黒門」の紅葉 | 朝倉市

【竈門神社(かまどじんじゃ)】

福岡県にある、神々が宿る山として崇められてきた宝満山の麓に鎮座する神社。
宝満山の登山口として、また縁結びの神様として親しまれており、秋の紅葉シーズンには300本あるカエデなどがさまざまな色に変化し境内を彩る。
紅葉参道の階段周辺は紅葉が集中していて、見渡す限りの赤いグラデーションが美しい。
例年、11月上旬ごろから色づき始め、11月中旬~12月上旬ごろにかけてが紅葉の見頃となる。
おすすめのビューポイントは参道のアーチ。
2022年11月19日・20日には、もみじ祭りが開催。
また、11月12日から27日の期間はライトアップを開催。
神社と紅葉との神々しい雰囲気を一層楽しめる。
※紅葉最盛期は平日も渋滞あり。
※期間中の土日祝はコミュニティバスまほろば号の臨時便(随時)運行あり。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
紅葉する木の種類:カエデ
お問い合わせ:092-922-4106(竈門神社)
092-925-1880(大宰府観光協会)
所在地:福岡県太宰府市内山883
営業時間・定休日:24時間
利用料金:入場無料
アクセス:【電車】
西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩30分
【バス】
西鉄太宰府線「太宰府駅」から市営バスまほろば号で「内山」下車、徒歩すぐ
駐車場:あり、有料
普通車/1回400円
周辺地域に臨時駐車場設置
イベント情報:もみじ祭り
2022年11月19日・20日
ライトアップ
2022年11月12日~2022年11月27日
問合せ先:092-925-1880(竈門神社)
ウェブサイト:宝満宮竈門神社

【日向神峡(ひゅうがみきょう)】

日向神峡(ひゅうがみきょう)は矢部川上流の日向神(ひゅうがみ)ダムの湖畔にあり、太古の昔、天馬が蹴ってできたという伝説が残る蹴洞岩(けほぎいわ)や、パワースポットとして知られる日本一大きいハート岩が有名。
また、10kmほど奥にある杣(そま)の里渓流公園周辺でも紅葉が美しく、福岡県で1番高い釈迦岳の紅葉が楽しめる。
『恋愛成就のパワースポット、ハート岩を望む、「けほぎ橋」にある「幸せの鐘」を鳴らせばあなたも恋愛成就!?』(詳細は公式サイト参照)

見ごろ:10月下旬~11月中旬
紅葉する木の種類:カエデ、モミジ
お問い合わせ:0943-47-3111(八女市矢部支所 まちづくり推進係)
8時30分~17時15分
所在地:福岡県八女市矢部村日向神地区
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【バス】
JR鹿児島本線「羽犬塚駅」からバスで約90分「日向神ダム入口」下車、徒歩すぐ
【車】
九州自動車道「八女IC」から約70分
駐車場:なし
イベント情報:
ウェブサイト:ホーム/八女市ホームページ

【勝山公園】

勝山公園は福岡県北九州市のシンボル公園で、「小倉城」を中心に「小倉城庭園」や「松本清張記念館」、「中央図書館」といった観光・文化施設がある。
秋の紅葉のスポットでもあり、例年10月下旬頃からイチョウやハゼノキが鮮やかに色づき、訪れる人を魅了する。
10月下旬から11月下旬にかけてが見頃の時期で、公園のハゼノキやイチョウだけでなく、小倉城の周囲を彩るケヤキも美しい。
園内の紅葉の見どころは小倉城天守閣周辺だが、市役所庁舎の展望室からも公園の紅葉を見渡すことができる。
また、紅葉の期間の2022年11月1日から11月13日には、小倉城菊花展も開催。

見ごろ:10月下旬~11月下旬
紅葉する木の種類:イチョウ、ハゼノキ、ケヤキ、他
お問い合わせ:093-582-2789(建設局みどり・公園整備課)
※紅葉情報
093-551-8150(産業経済局観光課)
※その他観光情報
所在地:福岡県北九州市小倉北区城内
営業時間・定休日:24時間
利用料金:入場無料
アクセス:【電車】
日豊本線(日田彦山線直通含む)・鹿児島本線「西小倉駅」から徒歩10分
【車】
北九州高速1号線「大手町出入口」から約5分
駐車場:あり、520台
勝山公園有料駐車場(松本清張記念館横):
24時間
最初の60分200円、以降20分毎100円
勝山公園地下駐車場(市役所地下):
7時30分~23時
30分毎150円(最大1,000円、1泊の場合加算金1,000円)
普通車515台、大型車5台
大型臨時駐車場13台
※大型はいずれも要予約
イベント情報:小倉城菊花展
2022年11月1日~2022年11月13日
問合せ先:093-561-1210(小倉城)
ウェブサイト:開花情報 その3(7月から12月) - 北九州市

【紅葉八幡宮】

紅葉八幡宮は室町時代に建立され、江戸時代には黒田藩(福岡藩)の守護神として、現在は早良の総守護として篤く崇敬されている。
御祭神・御利益が多く、地域の人々には紅葉八幡宮に参拝すれば、全国の大社にお参りしたのと同じ御利益があると慕われてきた。
神社名の通り境内には多くの紅葉が植えられており、例年11月下旬には赤く色づき見頃を迎える。
おすすめのビューポイントは美しい社殿と紅葉の組み合わせ。
2022年11月19日から27日は、20時まで境内の紅葉がライトアップされ、幻想的な景色を楽しめる。
また、11月26日・27日にはもみじ祭が開催され、ライトアップの他に限定御朱印や和傘飾りなどが境内を彩る。
神社近くの商店街には安くておいしい店が多く、紅葉を見て商店街散策をするのも楽しみの一つ。

見ごろ:11月下旬~12月中旬
紅葉する木の種類:カエデ、イチョウ
お問い合わせ:092-821-2049
所在地:福岡県福岡市早良区高取1-26-55
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【電車】
福岡市地下鉄空港線「藤崎駅」から徒歩8分
【バス】
西鉄バス「高取」から徒歩5分
駐車場:30台、無料
1月1日~1月3日のみ100台
イベント情報:紅葉八幡宮もみじ祭
2022年11月26日・27日
※和傘飾り・限定御朱印は26日・27日のみ
境内紅葉のライトアップ
2022年11月19日~2022年11月27日
日没~20時
ウェブサイト:紅葉八幡宮|安産・子安・厄祓は紅葉八幡宮へ

佐賀県の紅葉の名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【御船山楽園】

鍋島藩第28代武雄領主の鍋島茂義が、狩野派の絵師を京都から招いて完成予想図を描かせ、約3年かけて造られた佐賀県にある池泉回遊式庭園。
東京ドーム約10個分に当たる広さがあり、壮大で荘厳な美しさを誇る。
秋の紅葉の時期も見ごたえがあり、特に御船山が湖面に映り込むひょうたん池、ふりむき坂では約500本の深赤色に染まった紅葉が楽しめる。
またライトアップエリアも庭園上部の樹齢170年の大モミジまで拡大され、2014年の約9万9000平方メートルから2015年は約13万2000平方メートルとなり、日本最大級の庭園ライトアップが満喫できる。
2022年11月8日~12月4日に行われる夜間の紅葉ライトアップでは、庭園各所を周回できるように散策路を照らすことで、池泉回遊式庭園ならではの紅葉狩りができる。(17時30分~22時)

見ごろ:11月上旬~12月上旬
紅葉する木の種類:イロハカエデ、ヤマモミジ、オオモミジ、イタヤカエデ、ドウダンツツジ
お問い合わせ:0954-23-3131(御船山楽園)
0954-23-7766(武雄市観光協会)
所在地:佐賀県武雄市武雄町武雄4100
営業時間・定休日:8時~17時30分
紅葉ライトアップ:17時30分~22時
利用料金:大人(中学生以上)/600円
子供/300円
紅葉ライトアップ入場料:
大人(中学生以上)/600円
子供/300円
昼夜通し券:
大人(中学生以上)/900円
子供/400円
アクセス:【電車】
JR西九州新幹線・佐世保線「武雄温泉駅」からタクシーで約5分
【バス】
JR西九州新幹線・佐世保線「武雄温泉駅」からバスで「御船山楽園」下車すぐ
【車】
長崎自動車道「武雄北方IC」から約15分
駐車場:100台、無料
臨時駐車場あり
イベント情報:紅葉まつり
2022年11月8日~2022年12月4日
昼:8時30分~17時30分
夜:17時30分~22時(紅葉ライトアップ)
問合せ先:0954-23-3131(御船山楽園ホテル)
ウェブサイト:九州 武雄温泉 御船山楽園

【シチメンソウ群生地】

シチメンソウとは、草丈20~40cmのヒユ科(旧分類:アカザ科)の一年性草木。
風波や潮流が少ないところでしか育たず、塩水に耐える植物であることから塩生植物とも呼ばれている。
秋になり、まるで山々の紅葉のように色づくさまは、有明海の風物詩として知られている。
例年、10月下旬から11月中旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。
真っ赤なシチメンソウが咲き誇るさまは、まるで「海の紅葉」。
干潟のほうでは野鳥の姿が見られることもある。
2022年11月3日には、シチメンソウまつりが開催。

見ごろ:10月下旬~11月中旬
紅葉する木の種類:シチメンソウ
お問い合わせ:0952-45-1021(佐賀市東与賀支所総務・地域振興グループ)
所在地:佐賀県佐賀市東与賀町下古賀2885-2地先
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【電車】
JR長崎本線「佐賀駅」からタクシーで約30分
【車】
長崎自動車道「佐賀大和IC」から約45分
【バス】
佐賀駅バスセンターから市営バス(東与賀行き)で「東与賀町役場前」下車、タクシーで約10分
駐車場:217台、無料
干潟よか公園
イベント情報:シチメンソウまつり
2022年11月3日
問合せ先:0952-45-1021(佐賀市東与賀支所総務・地域振興グループ)
ウェブサイト:シチメンソウ(佐賀市東与賀町) | 観光情報検索 | [佐賀県公式]定番から穴場スポットまで佐賀をまるっと楽しむ!あそぼーさが

【大興善寺】

天台宗の古刹である基山(きやま)町の大興善寺では、契山ふもとの大興善寺契園を中心に、晩秋の美しく染まった500本のモミジの紅葉が楽しめる。
境内の風情ある景観と融合した見事な秋の風情を堪能できるよう、境内での天台声明公演など、この時期ならではの催しも行われる。
紅葉に彩られた山寺は、心が落ち着き、美への感動を呼び覚ます。
契園を散策すると、紅葉や杉、桧などの木々が美しく、秋の風情が楽しめる。
2022年11月23日に天台声明・大般若会、11月26日にJR九州ウォーキングが開催される。

見ごろ:11月中旬~12月上旬
紅葉する木の種類:モミジ、イチョウ
お問い合わせ:0942-92-2627(大興善寺)
0942-50-8226(基山町観光協会)
所在地:佐賀県三養基(みやき)郡基山(きやま)町大字園部3628
営業時間・定休日:入園時間/8時30分~17時30分
利用料金:入園料:
大人/600円
小中学生/300円
アクセス:【電車】
JR鹿児島本線・甘木鉄道甘木線「基山(きやま)駅」から車で約10分
JR九州新幹線(鹿児島ルート)・長崎本線「新鳥栖駅」から車で約20分
【車】
九州自動車道「筑紫野IC」から鳥栖筑紫野道路(かささぎロード)「園部IC」経由で約15分
駐車場:700台、有料
普通車/300円
大型バス/1,000円
マイクロバス/500円
※紅葉の見頃の時期にJR基山駅から臨時バス運行(有料)
イベント情報:大興善寺 紅葉祭り
2022年11月5日~2022年12月4日
8時30分~17時30分(最終入園17時)
天台声明・大般若会
2022年11月23日
10時30分~(天台大師御影供)
13時30分~(大般若会)
JR九州ウォーキング
2022年11月26日
ウェブサイト:大興善寺(公式ホームページ)

【九年庵】

明治時代に佐賀の大実業家・伊丹弥太郎が築成した別荘と庭園で、国の名勝に指定されている。
庭園を敷き詰める青々とした苔と、深く燃えるような紅葉の対比が美しい。
2022年度は11月15日~23日の9日間のみ3年ぶりに一般公開される。
近世和風の数寄屋建築に鮮やかな紅葉が花を添える。
おすすめのビューポイントは別荘前。

見ごろ:11月中旬
紅葉する木の種類:イロハモミジ、ドウダンツツジ
お問い合わせ:0952-37-0107(神埼市 商工観光課)
所在地:佐賀県神埼市神埼町仁比山
営業時間・定休日:九年庵一般公開日/
2022年11月15日~2022年11月23日
8時30分~16時
利用料金:美化協力金:
高校生以上/400円
中学生以下無料
アクセス:【バス】
JR長崎本線「神埼駅」から昭和バス(三瀬脊振行き)で約10分「仁比山神社前」下車、徒歩すぐ
【車】
長崎自動車道「東脊振IC」から約10分
【その他】
福岡天神または福岡空港から高速バスで「高速神埼」下車、徒歩約10分
駐車場:800台、有料
普通車/500円
(吉野ヶ里臨時駐車場からシャトルバスで送迎)
中型バス/2,000円
(仁比山公園)
大型バス/3,000円
(仁比山公園)
※臨時駐車場までの案内誘導板あり
イベント情報:
ウェブサイト:神埼市観光協会|国の名勝九年庵・春の一般公開 吉野ヶ里・神埼街道・桜見どころ開花情報 イベントなど最新情報

長崎県の紅葉の名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【雲仙】

雲仙は紅葉する植物が約120種類以上といわれ、この一帯は西日本の典型的な紅葉として、国の天然記念物(普賢岳広葉樹林)に指定されている。
10月下旬には、緑濃いモミ、ヤマグルマ等の紅と自然が生み出す色の対比が「錦しゅう」と呼ぶにふさわしい鮮やかな景観を見せてくれる。
また、コミネカエデ、ウリハダカエデ、コウチワカエデ、ウリカエデ、ドウダンツツジなどの葉が黄色や赤に美しく紅葉する。
景観を楽しむ場所は普賢岳、妙見岳など各山の山頂や仁田峠展望台があるが、国見岳山頂からの景観は特にすばらしい。
また、仁田峠の駐車場から標高1333mの妙見岳までは雲仙ロープウェイを使って気楽に登ることができる。
海抜1300mの上空を空中散歩しながら眼下に見渡す広大な景色は抜群。
また、2022年10月29日から11月6日は雲仙仁田峠プレミアムナイトを開催。
※濃霧の場合、仁田峠循環道路が通行止めになる可能性あり
※仁田峠渋滞解消のため2022年10月29日・30日・11月3日・5日・6日の5日間は事前予約実証実験を実施。
※仁田峠まで車1台500円の協力金あり

見ごろ:10月下旬~11月上旬
紅葉する木の種類:ウリハダカエデ、コハウチワカエデ、コミネカエデ、ヤマボウシ、シロドウダン、イタヤカエデ、ウリカエデ、チドリノキ
お問い合わせ:0957-73-3434(雲仙観光局)
所在地:長崎県雲仙市小浜町雲仙
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
仁田峠まで車1台500円の協力金(ロープウェイ往復乗車券大人2枚付き3,000円)
アクセス:【バス】
JR西九州新幹線・長崎本線・大村線・島原鉄道島原鉄道線「諫早駅」から島鉄バスで約80分「雲仙」下車、車またはタクシーで約20分
小浜温泉街からバスで約25分「雲仙」下車、仁田峠まで車またはタクシーで約20分
※雲仙温泉街から仁田峠までの乗り合いタクシーは、新型コロナウイルスの影響で現在運休中。
【車】
長崎自動車道「諫早IC」から仁田峠まで約70分
駐車場:200台、無料
登山者は池の原駐車場を利用
イベント情報:雲仙仁田峠プレミアムナイト
2022年10月29日~2022年11月6日
問合せ先:0957-73-3434((一社)雲仙観光局)
ウェブサイト:雲仙の四季 - 雲仙観光局

熊本県の紅葉の名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【五家荘(ごかのしょう)(梅の木轟公園吊橋)】

九州脊梁に囲まれて点在する五家荘(ごかのしょう)は、椎原(しいばる)、仁田尾(にたお)、樅木(もみき)、葉木(はぎ)、久連子(くれこ)の5つの集落の総称で、平家の落人伝説が残る秘境としても有名。
例年10月下旬から11月下旬にかけて、モミジやカエデ、ブナ、ドウダンツツジが山間を色とりどりに染め上げる。
地区内の梅の木轟公園に架かる吊橋(橋長116m・高さ55m)は、周囲の風景と橋の独特な構造美が調和しており、写真撮影の絶好のスポット。
吊橋を渡って遊歩道を歩くと、梅の木轟の滝を見ることができる。
吊橋から鮮やかな紅葉が一望でき、まるで宙に浮かんでいるかのよう。
※2022年11月3日・6日・13日は一方通行の交通規制予定あり。平日は時間通行止区間あり。詳細は五家荘ねっとを参照。

見ごろ:10月下旬~11月下旬
紅葉する木の種類:モミジ、カエデ、ブナ、ドウダンツツジ
お問い合わせ:0965-67-2111(八代市泉支所 地域振興課)
0965-36-5800(五家荘観光案内所)
所在地:熊本県八代市泉町葉木(はぎ)
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【電車】
JR鹿児島本線「有佐駅」からタクシーで約100分
【車】
九州自動車道「松橋(まつばせ)IC」から国道218号・445号経由で約75分
駐車場:20台、無料
イベント情報:
ウェブサイト:五家荘ねっと 熊本県八代市泉町(泉・五家荘)

【蘇陽峡】

約200mの高さに切り立つ絶壁が約10kmにもわたって続く、日本では珍しいU字形の緑深い渓谷。
長崎鼻展望台からは谷底を縫うように流れる五ヶ瀬川が望め、秋の紅葉の時期には、九州のグランドキャニオンと呼ばれる渓谷の四季折々の絶景と紅葉を楽しめる。
例年、11月中旬頃が紅葉の見頃の時期となる。
おすすめのビューポイントは舟の口水源。
流れる川の青と赤黄色のモミジと生い茂る自然の緑のグラデーションが美しい、絶好の撮影スポット。
2022年11月1日から11月27日までの期間は、「2022蘇陽峡もみじ祭キャンペーン」を開催。

見ごろ:11月中旬
紅葉する木の種類:モミジ、カエデ、ケヤキ
お問い合わせ:0967-83-1111(山都町蘇陽支所 地域振興係)
0967-72-1158(山都町 山の都創造課)
所在地:熊本県上益城郡山都町長崎
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【車】
九州自動車道「小池高山IC」から約80分
駐車場:30台、無料
イベント情報:2022蘇陽峡もみじ祭キャンペーン
2022年11月1日~2022年11月27日
問合せ先:0967-83-1111(山都町蘇陽支所地域振興係)
ウェブサイト:蘇陽峡 / 観光ナビ / 山都町

大分県の紅葉の名所の例年の見頃・アクセス・イベント情報

【深耶馬溪】

九州の紅葉スポットとして筆頭にあがる大分県の耶馬溪(やばけい)は、本耶馬溪(本耶馬溪町)・裏耶馬溪・深耶馬溪(ともに耶馬溪町)、奥耶馬溪(山国町)にわかれる。
群猿山(ぐんえんざん)、鳶ノ巣山、嘯猿山(しょうえんざん)、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩(せんにんがいわ)、海望嶺(かいほうれい)などから成る岩峰群をひと目で見渡せる景勝地「一目八景」からの展望は見事で、紅葉に染まる山々の風景は必見。
紅葉を眺めながらのウォーキングがおすすめで、遊歩道と川と紅葉の織りなす風景を心ゆくまで堪能できる。
断崖絶壁の数々の岩肌に紅葉が連なる渓谷が大パノラマで視界に広がる。
また、紅葉の見頃の時期の2022年10月22日から11月23日の17時~21時までは、ひさしもみじライトアップも実施。
一目八景や県道28号線沿いのモミジが美しく照らし出される。

見ごろ:10月下旬~11月中旬
紅葉する木の種類:モミジ、イチョウ、カエデ
お問い合わせ:0979-55-2880(深耶馬渓観光案内所)
0979-54-3111(中津市耶馬溪支所 地域振興課)
土日祝は除く
所在地:大分県中津市耶馬溪町深耶馬
営業時間・定休日:ひさしもみじライトアップ:17時~21時
利用料金:入場無料
アクセス:【バス】
JR久大本線「豊後森駅」からバスで約20分
【車】
大分自動車道「玖珠IC」から県道28号線経由で約20分
駐車場:250台、無料
イベント情報:ひさしもみじライトアップ
2022年10月22日~2022年11月23日
17時~21時
問合せ先:0979-54-3111(耶馬溪支所 地域振興課)
ウェブサイト:深耶馬溪 麗谷 | 大分県中津市

【くじゅう連山】

標高1791mの中岳を主峰とし、大船山(たいせんざん)、久住山(くじゅうさん)など標高1700m級の山々が連なる九州第一位の高山地帯。
「九州の屋根」とも称されている。
国の天然記念物に指定されている春のミヤマキリシマも有名だが、秋には山肌が燃えるような赤や黄に彩られ、山麓の久住高原にはススキの穂が黄金色に輝く。
くじゅう連山の堂々とした山容と一体となった雄大な風景は見ごたえ十分。
おすすめのビューポイントは大船山頂御池周辺、久住山赤川登山道。
登山のメッカとしても人気で、紅葉に彩られた鮮やかな景色を楽しみながらの登山も楽しめる。
ただし、令和2年7月豪雨の災害により、一部通行に注意が必要な登山道あり。

見ごろ:10月下旬~11月中旬
紅葉する木の種類:カエデ、モミジ、ナナカマド、ハゼ、ドウダンツツジ
お問い合わせ:0974-76-1117(竹田市久住支所 産業建設係)
0974-76-1610(久住高原観光案内所)
所在地:大分県竹田市久住町(くじゅう連山一帯)
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【バス】
(赤川登山口)
JR豊肥本線「豊後竹田(ぶんごたけた)駅」からバスで約30分「久住支所」下車、そこから登山口まで車で約10分
(岳麓寺登山口)
JR豊肥本線「豊後竹田(ぶんごたけた)駅」からバスで約45分「千人塚」下車、そこから登山口まで車で約15分
【車】
(赤川登山口)
大分自動車道「九重(ここのえ)IC」から国道442号経由で約1時間
(岳麓寺登山口)
大分自動車道「九重(ここのえ)IC」から国道442号経由で約1時間20分
駐車場:あり、無料
イベント情報:
ウェブサイト:緑の大自然(くじゅう連山)/竹田市

【九酔渓(きゅうすいけい)】

玖珠川流域の両岸約2kmにわたり、断崖絶壁が続く。
秋には一帯が色鮮やかに染まり、別名「十三曲がり」と呼ばれる名所を通り抜けると、長さ390m、川床からの高さ173mを誇る人道大吊橋・九重”夢”大吊橋がある。
橋の上からの眺めは、渓谷や滝を一望でき人気が高い。
紅葉は例年、10月下旬頃からモミジやハゼなどが色づき始め、11月中旬頃にかけて見頃を迎える。
落差93mある震動の滝と紅葉との対比が見どころ。
九酔渓温泉もあり、多くの観光客が旅の疲れを癒しに訪れる。
おすすめのビューポイントは九酔渓桂茶屋展望台、渓谷の宿。

見ごろ:10月下旬~11月中旬
紅葉する木の種類:モミジ、ハゼ、他
お問い合わせ:0973-79-3744(桂茶屋)
所在地:大分県玖珠郡九重町大字田野
営業時間・定休日:桂茶屋営業時間/8時~18時
利用料金:入場無料
アクセス:【バス】
JR久大本線「豊後中村駅」からバスで約15分
【車】
大分自動車道「九重(ここのえ)IC」から約15分
駐車場:あり、30台
九酔渓桂茶屋の駐車場を利用。
11月中は1日1,000円。(桂茶屋にて1,000円以上の利用で無料)
イベント情報:
ウェブサイト:九重”夢”大吊橋近くの秘境「九酔渓温泉」

【耶馬渓(やばけい)】

年中鮮やかな景観を見せてくれる大分県の耶馬渓(やばけい)には、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺などの岩峰群が一目で八景を一望できることから名づけられた一目八景や耶馬溪ダム、水上スポーツが楽しめる耶馬溪アクアパークなど多くのスポットがあり、楽しめる。
11月上旬にはモミジが鮮やかに色づき、周囲の山々とのコントラストは必見。
噴水が上がるダム湖周辺をゆっくり散策しながら紅葉が楽しめる。
また、一目八景近くのひさしもみじ、耶馬溪ダム近くの溪石園ではライトアップも行われる。

見ごろ:11月上旬~11月中旬
紅葉する木の種類:モミジ、イチョウ、カエデ
お問い合わせ:0979-62-9035(中津市役所 耶馬溪観光室)
所在地:大分県中津市耶馬溪町大字柿坂~深耶馬
営業時間・定休日:24時間
利用料金:入場無料
アクセス:【車】
大分自動車道「日田IC」から約40分
駐車場:あり、無料
耶馬溪ダム
イベント情報:ライトアップあり
一目八景近くのひさしもみじ
耶馬溪ダム近くの溪石園
ウェブサイト:紅葉特集 | 大分県中津市

【裏耶馬溪】

立羽田(たちはた)の景、鶴ヶ原の景など、さまざまな景勝地を含む渓谷。
立羽田の景は1kmにわたり荒々しい岩肌が続く国指定の名勝。
優雅な風景を見せる鶴ヶ原の景は、江戸時代に当地の藩主が別邸を置いたという。
秋には例年10月中旬から11月中旬にかけてモミジやイチョウ、カエデなどが見頃を迎え、大分県内外から一目見ようと多くの観光客が訪れる。
立羽田の景の近くには直売所があり、写真スポットとしても人気を集める。

見ごろ:10月中旬~11月中旬
紅葉する木の種類:モミジ、イチョウ、カエデ
お問い合わせ:0973-72-1313(玖珠町観光協会)
所在地:大分県玖珠郡玖珠町大字古後
営業時間・定休日:
利用料金:入場無料
アクセス:【電車】
JR久大本線「豊後森駅」から車で約25分
【車】
大分自動車道「玖珠IC」から約25分
駐車場:30台、無料
イベント情報:
ウェブサイト:玖珠町観光協会ホーム

★まとめ★

九州地方の紅葉の見頃は早いところで10月下旬~11月中旬、その他はだいたい11月中旬~12月上旬です。
標高差があるところでは、山頂から麓までおよそ1ヶ月の紅葉の移り変わりを観賞することができます。

九州の代表的な紅葉スポットである大分県の耶馬溪は「一目八景」が見逃せないポイント。

★参考文献★

紅葉名所2022―見頃情報を毎日更新|ウォーカープラス

-観光スポット, 花の名所
-, , , , , , ,